牛尾卓巳 「Shelter」

東京ガーデンテラス紀尾井町

poster for 牛尾卓巳 「Shelter」

5日後終了

身を守る方法は生きものによって様々で、甲羅や鱗など硬く覆われた外皮、鋭く尖った棘、大きく突出した角などにより外敵からの攻撃に対抗するものや、身を隠すために環境に溶け込み擬態するもの、逆に敢えて目立つ色彩により毒を持っていることをアピールし敵を遠ざけるものもいる。
私たちは布を纏うことにより気候の変化や、怪我などの外傷の危険、紫外線などの有害物質から自身の身を守っている。物理的な意味だけでなく衣服として社会の中での役割を示す目的や自分を象徴するもの、表現するものとして社会的な意味でも機能している。
私たちにとって布は自身を守る1番身近な「シェルター」であると言える。私は繊維素材を表現の材料として使用し、その多くはウールを使用している。ウールは衣類や居住空間のテキスタイルとして、また工業用品としても幅広く利用される私たちの生活に欠かせない素材である。その性質は造形表現の材料としても優れた面を持っている。ウールの繊維自体に備わっている縮絨作用を生かしたフェルト技法は広く親しまれており、多様な造形表現を可能にする。
糸を染め、織り機にかけ、糸と糸を構造的に組織させる「織る」という行為によって一本の糸から布を生み出し、ウールの縮絨によってその布に性格を与える。経糸と緯糸の関係の中でウール、綿、麻等の繊維素材が一体となりイメージした表層を作り上げる。
空気を孕み周りの空間と一体になる布の有機的な造形は、他の素材にない独特の存在感を表現することができる。(牛尾卓巳)

[関連イベント]
ギャラリートーク
日時: 1月25日(木) 18:30~

メディア

スケジュール

2018年01月09日 ~ 2018年02月28日
開館時間: 12:00~20:00

アーティスト

牛尾卓巳

ホームページ

http://www.tgt-kioicho.jp/ (アートスペースのウェブサイト)

入場料

無料

アートスペースの開館時間

アクセス

〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー18F

東京メトロ南北線・有楽町線・半蔵門線永田町駅9a出口より直結、東京メトロ銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅D出口より徒歩1分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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