「Spectrum File 18 浦川通」

スパイラル

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[画像: (上) 辞書「意識の辞書 文豪編Ⅰ 夏目漱石」 表紙イメージ、(下)辞書に関連した空間インスタレーション イメージ]

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本展では、ファッションブランド「ANREALAGE」のデザイナー、森永邦彦を推薦者に迎え、プログラマーとしてモバイル・アプリケーション制作、舞台演出用システム設計などに携わりながら、近年は日常生活で用いるものを数理的な視点と共に成立させることに興味を持ち、種々の活動を行なうアーティスト、浦川通を紹介します。2016年、囲碁AI(人工知能)が初めて人間のトップクラスの棋士を打ち破り話題となりました。機械学習周辺の進歩による社会への影響が問題視される今、浦川は“コンピュータと人の協業”の一つとして、機械学習によって得られたデータに自身が選定・省略などの編集を加えた「辞書」の構想に思い至ります。その辞書は、ある特定の時代や、文化を共有する集団あるいは個人の持つ、意識や感覚の流れを浮かび上がらせた『意識の辞書』と呼ばれ、本展では、近代文学の巨匠「夏目漱石」の意識の流れを一つの書物としてまとめ上げます。浦川は、夏目の複数の小説から膨大な数の単語を収集、その単語の前後に並ぶ言葉の出現頻度の類似性を分析し、似たような使われ方をする単語同士をより近くに並べていきます。五十音順ではなく、夏目の中で近い意味を持つ言葉が連続的に連なる、意識のスペクトラムが俯瞰できる全く新しいスタイルの辞書。会期中は辞書を展示販売するほか、辞書を基点に言語空間が広がっていく様子をインスタレーションで再現します。夏目が「未来」について考える時、同時にどんなことを考えているのでしょうか。ぜひ会場で辞書を引いて確かめてみてください。
会場: MINA-TO (スパイラル1F)

メディア

スケジュール

2017年09月25日 ~ 2017年10月09日

アーティスト

浦川通

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