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渋谷剛史 「汚された青い柔道着」

画廊跡地
終了しました

アーティスト

渋谷剛史
この展覧会は、日本近代美術と武道という共通の人物にルーツを持つ、2つの文 脈を関節技を通して再接続させ、柔道を素材に、”武道と芸術の関係”を考察した作品を提示していくことによって、現代美術史の文脈に日本の近代美術史において見 落とされた概念として武道を提示する試みです。私はかってスポーツ推薦で大学に入学した柔道選手でした。そして、それと同時 に芸術学部に所属する美大生でもありました。美術と武道の双方の分野を学んでい くうちに、現代武道と日本近代美術史の理論の創設には共通の人物がいたという事 実を知りました。その発見がきっかけで、私は自分の身体を通して美術に柔道が”しごかれる”とい う行為を通して現代美術の文脈に武道を提示したいと考えました。今回は欧州に文脈を持つ青い柔道着を着て相手を極める(封じる)という意味を持 つ関節技を通して柔道を美術の型に封じ込めた作品を軸に展覧会を構成し、美術に 汚された柔道の形を提示しようと考えました。現代美術に武道を提示するための方法を探す、私の研究の痕跡をご覧になってください。
[関連イベント]
山形芸術界隈 企画展「ミニ山形芸術界隈コーナー」
参加作家: 工藤玲那、是恒さくら、渋谷剛史、久松知子
会場: 中央本線画廊2F

スケジュール

2018年8月17日(金)〜2018年9月2日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
13:00〜20:00 (金曜日・土曜日・日曜日のみ開廊、金曜日のみ17:00より開廊)
入場料無料
会場画廊跡地
http://chuohonsengarou.tvvt.tv/
住所〒167-0043 東京都杉並区上荻4-6-6
アクセスJR中央線・総武線西荻窪駅北口より徒歩7分
関連画像

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