彦坂敏昭 展

アルマスGALLERY

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明日で終了

展示タイトル:『われわれは、乗船中の船を大海原で改修しなければならない船乗りの様なものである。一から組み直すことなどできるはずもなく、梁を外したら間髪入れず新しい梁を付けねばならないし、そのためには船体の残りの部分を支保に利用するしかない。そういう具合に、古い梁や流木を使って船体全てを新しく作り上げることはできるものの、再構成は徐々にしかおこなえない。』

今回の個展では、近年精力的に取り組んで来た波のスケッチを、さらに発展させたシリーズを展示いたします。
幕末を生きた、新聞の父とよばれるジョセフ・ヒコの漂流記に書かれている、アメリカ人の船員が船上で書いた筆記体の文体を、ヒコが波の形だと勘違いしたという逸話から着想を得た、波と日々の記録である新聞を組み合わせた波のスケッチのシリーズ。それを更に発展させ、海を仕事の場とする人々に取材をし、取材対象の人々と現場の海を撮影、それらの写真を合成、緻密に再構築しトレースしていったシリーズが展開されます。
ヒコの勘違いを、自然のものごとを形象化した文字である漢字をつかう民族特有の勘違いと仮定してみたとき、その逸話に触発された彦坂が、波という自然の形象をトレースしていること自体がなにか新しい文字=新しい伝達手段を生み出していると考えられないでしょうか。そのことは絵画をコミュニケーションの手段と捉える彦坂が、様々な表現手法をとる制作の中においても、トレースというすでにある事物に寄り添い、捉え直すことができる手法を常に用いてきたことと無縁ではありません。
今展では香港で発表された作品群に新作を加え、日本でご覧いただける絶好の機会となります。

メディア

スケジュール

2018年03月16日 ~ 2018年04月21日

アーティスト

彦坂敏昭

ホームページ

http://harmas.fabre-design.com/ (アートスペースのウェブサイト)

入場料

無料

アートスペースの開館時間

12:00から19:00まで
月曜・火曜・水曜・木曜・祝祭日休館

アクセス

〒135-0024 東京都江東区清澄2-4-7
電話: 03-3642-5660 ファックス: 03-3642-5633

都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線清澄白河駅A3出口より徒歩6分、都営新宿線森下駅A1出口より徒歩11分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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