終了した展覧会・イベントです

「ニューロホップ - NEURO HOP」展

画廊跡地
終了しました

アーティスト

青木美紅、秋山佑太、 伊藤由貴、 金恵寿、 小林太陽、シエニーチュアン、 中山いくみ、cottolink
NEURO HOP は画廊で出しているお酒の名前に由来している。NEURO(神経)をHOP(亢進)させる。 本展は強いイデオローグによって結ばれるグルーブというよりは、バブル(泡)が弾けた後の時代において、酒場に集うやや感覚を麻痺しながら神経を亢進させている人々に近い。 素面にも関わらずーー。中央本線画廊では、これまでホワイトキューブとアニメオタクの居住空間の転換する cottolinkの展示や、美術運動体として『ISETAN ニューアーティスト・ディスプレイ』への出展など、 画廊の枠を拡張する実験的な試みやプロジェクトが展開されてきた。 本展では新たに加わったスタジオの機能とメンバー、そしてゲスト作家を交えてギャラリーを解放し、中央本線画廊の機能(「展示空間」、「居住空間」、「スタジオ」)の拡張と撹拌を 試みる。会場やその周縁では終始、名称にすら収まらない何かが起こる予感を孕むのだ。高度経済成長の追い風を受けて爆誕した先人のような時代気運や必然的豊穣は今の我々にはなく、バブル崩壊やリーマンショック後より長期化する経済不況、そして 2011年震災以 降の先行きの不透明な暗雲の中にある。そして、我々は場所や資源を効果的に用い、持続可能な危機回避の術としてシェアという概念を獲得した。この概念は資本主義的な価値形成 とは別のベクトルにおいて、展覧会、思考を一部共有し、アートや生活を生み出す場の可能性や今日的表象に抵触する。それでいて、我々はバラバラの独立した神経経路を模索している。本展の作家の表現形式は絵画、建築、映像、おたく、パフォーマンス、美食、アートツアーなど多岐にわたる。我々は同時代において緩い繋がりを形成し、単線的ではなく、バラバ ラのままより複雑化した神経系を組成する。それを活性化させるのが NEURO HOPである。

[関連イベント]
1.『神三本勝負』
日時: 5月19日(土)15:00〜
ゲスト: 美術家/ コレクターの飯島モトハ氏
参加費: 500円
2. 『中央本線アートツアー』
日時: 5月26日(土)14:00〜
ゲスト: カワムラシュウイチ氏(土曜会ディレクター)
参加費: 無料
3. クロージングパーティー
日時: 5月27日 18:00〜
*詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2018年5月18日(金)〜2018年5月27日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
金曜日・土曜日・日曜日のみ開廊、開廊時間 13:00〜21:00

オープニングパーティー 2018年5月18日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://neurohop.web.fc2.com/
会場画廊跡地
http://chuohonsengarou.tvvt.tv/
住所〒167-0043 東京都杉並区上荻4-6-6
アクセスJR中央線・総武線西荻窪駅北口より徒歩7分
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します