「light and darkness 世界の全ては光と闇の中に存在する。闇が光を覆い隠し悲しみ絶望が人々の心を塞ぐ事もある。また闇に光が差し込む事で未来への希望が顕現する事も。」この世界に生きる人々を苦しめている様々な理不尽、暴力、抑圧に対する怒りと、その中で懸命に生きる人々への共感。前回の初個展で画廊全体をその思いで埋め尽くした滝清子の2回目の個展です。自分の内部においても常に光と闇は対峙し、錯綜していること、自分自身が世界の一部として生きていることを意識し、同時代に生き或いは死んでいく人々に想いを馳せながら今回の作品を制作したと言います。