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「国立映画アーカイブ開館記念 映画プロデューサー 黒澤満」

国立映画アーカイブ
終了しました

アーティスト

黒澤満
国立映画アーカイブでは、現代日本映画のプロデューサーを顕彰するシリーズ第2弾として「国立映画アーカイブ開館記念映画プロデューサー 黒澤満」を開催します。日活で企画製作部長や撮影所長を歴任して多くのロマンポルノ作品を生み出した黒澤は、1977年、東映芸能ビデオに移り、同年に東映が新たに立ち上げた東映セントラルフィルム(のちのセントラル・アーツ)の第1回作品『最も危険な遊戯』(1978年)を皮切りに、次々と魅力的な作品を生み出しました。撮影所を持たず、固定したスタッフもほとんどいなかったにもかかわらず、黒澤=セントラル・アーツが、今日に至るまで約40年にわたり質の高い娯楽作品を多作したことは、撮影所衰退期以降の日本映画にとってきわめて重要なことでした。それは同時に、松田優作をはじめ、舘ひろしや柴田恭兵、仲村トオルといった映画スターを育て、多くの新人映画監督のデビューを支え、スタッフたちに活躍の場を提供することで、撮影所の培った映画作りのエッセンスを現在の日本映画に継承し、発展させるという道のりでもありました。本特集では、『最も危険な遊戯』以降の黒澤の膨大なプロデュース作品から、20本を厳選して上映します。うち9本は今回新たに作製したニュープリント、また『ニューヨーク U コップ』も新たに作製したDCPです。さらに会期中には、黒澤と縁の深い映画人によるトークイベントも開催します。
※各回の開映後の入場はできません。

[関連イベント]
トークイベント
日時: 2019年1月12日(土)2:05pm-3:00pm(終了時刻は予定)
ゲスト: 丸山昇一(脚本家)、山根貞男(映画評論家)
入場料: 無料
当日1回目の上映をご覧になった方は、そのままトークイベントに参加することができます。トークイベントのみの参加もできます。
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年1月8日(火)〜2019年1月27日(日)

開館情報

時間
11:0018:30
※上映イベントの上映時間は企画によって異なる
※展示室の入場は18:00まで
休館日
月曜日
上映準備・展示替期間・年末年始休館
入場料 一般 520円、大学生・高校生・65歳以上 310円、小学生・中学生 100円、障害者手帳提示とその介護者1名 無料
展覧会URLhttp://www.nfaj.go.jp/exhibition/kurosawa201812/
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)