樋口愛子展

終了しました

岩絵の具、顔彩、墨を素材に、日本画を描き続ける樋口愛子。近年は、神話のキャラクターをモチーフとした作品を多く制作しています。「インドやインドネシアへの旅を通して感じた宗教や文化、それらの日本の神々との関係性に興味がある。特に時代や地域によって同じ紙が姿を変えたり違う紙が習合したり、そこで祈るひとと共にかたちを変えていく、文化の表象そのものとしての神格のあり方に魅力を感じている。」という、樋口が描く一見ポップでカラフルな世界には、実は奥深いストーリーが秘められています。サブタイトルにある「西遊記」をモデルとした本展の作品は、様々な文化がミックスされた樋口独自の世界が見られます。作品と共に独自の旅を想像するのも本展の楽しみ方の一つです。

スケジュール

2018年7月11日(水)〜2018年7月16日(月)