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[画像: 私の体の30の骨格/ 1972年/ドライポイント、紙 (富士ゼロックス所蔵作品、30点組)]

ジム・ダイン 展

Fuji Xerox Art Space
終了しました

アーティスト

ジム・ダイン
富士ゼロックス版画コレクション所蔵作品の中から、米国の美術家ジム・ダイン氏の作品《私の体の30の骨格》を展示します。
ジム・ダイン氏は1935年生まれ。複数の大学で絵画や版画を学んだ後、ニューヨークで創作活動を開始し、ギャラリー内や市街地で行われる非日常性や偶然性を重視したパフォーマンス・アート「ハプニング」で注目を集めました。その後、アンディ・ウォーホルやロイ・リクテンスタインなどと並ぶポップ・アートの代表的な作家と目されるようになり、私達にもなじみ深い、身の周りの日用品をイメージとして取り込んだ作品を次々に制作しました。氏の活動領域は絵画に留まらず、版画や彫刻、さらに舞台衣装やセットのデザインなど幅広く、またイタリア、ドイツなどの国際美術展に積極的に参加するなど、世界で広く評価されています。
よく知られているカラフルな《ハート》や《バスローブ》などの作品のほかに、ジム・ダイン氏は、金づちや刷毛など身近にある「道具」を主題として多くの作品を制作しています。今回展示する《私の体の30 の骨格》も その一つで、ハサミやペンチなどを1 枚に1 点ずつ30枚、モノトーンの細い輪郭で描いた、ドライポイントによるポートフォリオ形式の版画作品です。
生家が金物屋だったジム・ダイン氏にとって、これらの「道具」は幼い頃から親しみ、手に取って使っていたモノであり、本作品はこれらを「骨」と見なすことで、自分の体の一部として捉えたものです。背景となる銅版は「皮膚」を表徴しており、氏が道具に感じている愛着や一体感が表現されています。無機物である これら道具を実物大に描いた作品一つひとつは、タイトルが示すようにジム・ダイン氏の「自画像」であるとも言われています。

スケジュール

2018年6月11日(月)〜2018年8月31日(金)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日
備考
7月30日(月)~8月3日(金)は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.fujixerox.co.jp/company/event/hanga/exhibition.html
会場Fuji Xerox Art Space
http://www.fujixerox.co.jp/event/hanga/
住所〒220-8668 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1 富士ゼロックスR&Dスクエア 1F
アクセスJR横浜駅より徒歩8分、みなとみらい線新高島駅3番出口より徒歩3分
電話番号045-755-5111
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