大島成己 「Tableau / Bibémus: with Cezanne」

ユミコチバアソシエイツ viewing room shinjuku

poster for 大島成己 「Tableau / Bibémus: with Cezanne」
[画像: ©Naruki Oshima, Courtesy of Yumiko Chiba Associates]

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2011年より大島が精力的に制作しているシリーズ“haptic green”は、被写体への焦点距離を変化させて撮影した数百枚のカットをコンピューター上で格子状に繋ぎ合わせ、一枚の写真として再構成することで奇妙な風景を作り上げました。「木の部分」を視る近い距離と、「全体の木」を視る遠い距離、遠近二つの距離感を混在させ、その両者の振幅のなかで「木」が曖昧に現れることにより、私たちの空間認識は揺さぶられ、未知の視覚体験がもたらされます。このように、視ることを通して、固定化された意味が反復される日常世界から私たちを解放し、外の世界との新しい関係を構築することは、大島作品に通底する重要なコンセプトの一つです。そういった作品を制作していく過程の中で、傍には常にポール・セザンヌの存在があったと大島は言います。多視点を用いて、事物を新鮮な眼差しで捉え直しキャンバスに描いたセザンヌの絵画は、大島に大きな示唆を与えてきました。
本展では、“haptic green”シリーズの新作として、後年セザンヌが制作現場とした南仏のエクサプロバンスに赴き撮影をした作品を展示致します。セザンヌが描いた石切場の作品と同じ構図で撮影をしたオマージュとなる作品をはじめ、独自にセザンヌを解釈し、その思考を「写真」を通じて継承できないかと検証したプロジェクトの成果を、是非ともご高覧ください。

メディア

スケジュール

2018年01月19日 ~ 2018年02月17日

オープニングパーティー 2018年01月19日19:30 から 20:30 まで

アーティスト

大島成己

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