終了した展覧会・イベントです
[画像: ©Katsuro Yoshida, courtesy of Yumiko Chiba Associates]

吉田克朗 「cut-off」

ユミコチバアソシエイツ
終了しました

アーティスト

吉田克朗
吉田克朗は(1943-1999)、1968年から70年代にかけて、木材や鉄板、石や紙といった素材を組み合わせた立体作品を集中的に制作し、「第8回現代日本美術展」(1968年、東京都美術館)、「現代美術の動向」(1969年、京都国立近代美術館)や「現代美術の一断面」(1970年、東京国立近代美術館)と言った60年代末~70年代にかけて戦後の現代美術の状況を見せる重要な展覧会に出品しました。また同時期に風景や人物のスナップ写真を使ったシルクスクリーンやフォトエッチングの制作を始め、1970年に開催された「第1回ソウル国際版画ビエンナーレ」(徳寿宮現代美術館)では大賞を受賞し、1971年には「パリ青年ビエンナーレ」(パルク・フローラル)に参加をします。1980年代からは絵画の制作を始め、人体の一部をモチーフにした《かげろう》シリーズや直接手で描いた《触》シリーズを制作するなど、吉田の好奇心は尽きることなく1999年に亡くなるまで新しい世界を見せるための挑戦をし続けました。2000年以降、欧米では戦後の日本美術の研究が盛んになりますが、本展では、そうした動向の一つとして「もの派」を問い直す重要な展覧会となった、「Requiem for the Sun: The Art of Mono-ha」(2012年、Blum & Poe / Gradstone Gallery)にも出品された《Cut-off 18》を展示いたします。また、写真を使ったシルクスクリーンの初期作品を始め、絵画作品からも一部、合わせてご紹介いたします。立体と平面という二つの表現を通じて吉田克朗が追い求めたテーマとはなんだったのか。
[関連イベント]
トークイベント
日時: 4月28日(土)16:00〜18:00
登壇者: 山本雅美(船橋市教育委員会学芸員)、平野 到(埼玉県立近代美術館学芸員)
参加費: 無料(事前申し込み制)
*詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2018年4月20日(金)〜2018年5月19日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2018年4月28日(土) 18:00 から 19:30 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.ycassociates.co.jp/jp/information/katsuro-yoshida-2018ycasolo/
会場ユミコチバアソシエイツ
http://www.ycassociates.co.jp/
住所〒106-0032 東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ 3F
アクセス東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅1c出口より徒歩1分、東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口より徒歩11分
電話番号03-6276-6731
関連画像

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