福島善三 展

和光ホール

poster for 福島善三 展
[画像:「中野月白瓷鉢」 (径38.5×32×高さ15.5㎝)]

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かのバーナード・リーチが「“用の美”の極致」と称賛した趣深い陶器、福岡県の 小石原 こいしわら 焼。その小石原焼で昨年、重要無形文化財保持者に認定されたのが、その地で作陶を続ける窯元の十六代目・福島善三氏です。

地元で採れる材料にこだわり、無駄なものを削ぎ落とした独自の形と美しい釉薬とが組み合わされ、氏ならではの作品を生み出しています。陶土や、釉薬の元となる長石、木灰、ワラ灰、鉄鉱石など原料のほとんどは小石原産。「時代が変われば作品も変化します。しかし、地元の材料を使っていれば、それは小石原焼であると考えています。先祖が300年以上使ってきたため、材料の特性に精通していますし、これこそがオリジナリティーの源。何よりの長所でもあるのです」。そう語る氏が試行錯誤の末、完成させたのが「 中野月白瓷 なかのげっぱくじ 」「 鈞窯 きんよう 」の作品群。ここ数年は、真円の鉢をやわらかいうちに横から持ち上げ、あえてゆらぎのある形にした作品を発表し、高い評価を得てきました。

さらに制作のほぼ全工程を、自らの手で行っています。原土を水でかき混ぜて余分なものを取り除いて陶土にし、それを捏ね、 轆轤 ろくろ を廻し、自身で作った釉薬を掛け、窯で焼き上げます。「このやり方を続け、今後も実直に、一所懸命に仕事をしていきたいです」。
今展では氏の鋭い感性によって生まれた美しいフォルムの鉢や壺から日用の器まで百余点の展観。心揺り動かされる小石原焼の世界をご堪能ください。

[関連イベント]
ギャラリートーク: 福島善三氏によるギャラリートークを予定しております。
日程: 5月20日(日)14:00~

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スケジュール

2018年05月18日 ~ 2018年05月27日

アーティスト

福島善三

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