村田朋泰 「Omen」

ギャラリーモモ 両国

poster for 村田朋泰 「Omen」
[画像: Detail of “White Forest of Omens” 2018, Mixed media, Variable size ©Tomoyasu Murata]

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村田朋泰は1974年東京都生まれ、2000年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業制作「睡蓮の人」が、2002年第5回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門最優秀賞を、その後も大学院卒業制作作品「朱の路」が第9回広島国際アニメーションフェスティバルで優秀賞を受賞しました。さらにMr.ChildrenのPVにより一躍知られるところとなり、現在も、NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」を手がけるなど幅広い層から支持されるアニメーション作家として活躍しています。2006年の目黒区美術館における個展ではパペットアニメをアートの水準に引き上げ、2008年の平塚市美術館でもインスタレーションと映像による展示は高く評価されました。また、今年3月より初期の作品から最新作をまとめた「夢の記憶装置」が全国の映画館で上映されているほか、フランス・アヌシーで開催された『アヌシー国際アニメーション映画際』には映像作品と共に、インスタレーション作品も出展し好評を得ました。村田は、2011年の東日本大震災と福島の原発事故を契機に、生と死に関する記憶の旅をテーマにした新しいシリーズの制作を始めました。このシリーズは、5つの物語で構成される予定で、今展覧会では、1作品目となる『翁舞 / 木ノ花ノ咲クヤ森』、2作目となる『天地』に続く、3作目『松が枝を結び』を上映いたします。このシリーズで、村田は、「祈り、記録、信仰」テーマとした物語を通して、日本の「無常観」を描ことしています。『松が枝を結び』では、『天地』にも示唆的に登場した双子の女の子を軸に、過去と現在を行き来しながら物語が進んで行きます。村田が長年、制作で試みている「記憶装置」を体現するように、2011年に起きた震災を思い起こさせる重要な作品となっています。多くの「予兆」が散りばめられ、初期作品より見られる「言葉ではないもの、言葉にできないこと、些細なこと、些細なもの」を人形の目の動きと手の仕草などで表現されており、作家自身の集大成のような作品となっています。また、映像作品のキーワードの一つとなる「境目」をテーマにしたインスタレーション作品も展示する予定です。村田が描く繊細で美しい映像と、ミニチュアで表現する強いメッセージをご高覧いただければ幸いです。

メディア

スケジュール

2018年09月08日 ~ 2018年10月13日

オープニングパーティー 2018年09月08日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

村田朋泰

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