品川はるな 「Do not say a little in many words but a great deal in a few」

EUKARYOTE(ユーカリオ)

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品川はるなは1995年に生まれ、2017年に東京造形大学絵画専攻を卒業し、同年に群馬青年ビエンナーレへの入選や、アートアワードトーキョー丸の内2017へのノミネートなど、そのユニークなメディウムの扱いによって表現される作品で注目を集めました。
制作の軸となる「peel off the paint」と名付けられたシリーズは、アクリル絵の具と剥離性のポリエチレンクロスを用いることによって、支持体のキャンバスから色面の膜の一部を引き剥がし、独特の表情を作り出します。その実験においては、フラットな単色から異なった色面を同居させたりストロークを残し混色させるなど、様々な視覚媒体が溢れる現代における絵の具によるイリュージョンや、絵画の構成要素についての問いかけを続けています。
キャンバスから絵の具を引き剥がすという行為は、ある種の暴力性を含みながら、絵画の物質性やメディウムの自律性を強調し、今日の絵画に対する先鋭的な姿勢を鑑賞者に抱かせますが、それと同時に、品川にとってキャンバスは制作者の意図から離れ、各々のイメージを切り取り写す窓に見立てられます。引き剥がされた絵の具は「人がなにかを見て捉え、自身に取り込む瞬間、窓枠の外のイメージが剥がれ落ちる」ことであり、そしてその行いは鑑賞者に委ねられ、「絵と対峙する他者によってそれぞれ繰り返されていく」という眼差しを向けています。ミニマルで大胆な画面の中の繊細さや、瞬間と永続、相反する様々なものの一致を内包するアンビバレントな品川の作品の魅力を、この機会に是非ご高覧いただけますと幸いです。

メディア

スケジュール

2019年09月06日 ~ 2019年09月29日

オープニングパーティー 2019年09月07日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

品川はるな

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