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「日本刀の華 備前刀」展

静嘉堂文庫美術館
終了しました
日本刀の主要製作地(山城・大和・備前・相模・美濃)のうち、備前(岡山県南東部)は、上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代より優れた刀工を輩出し、圧倒的な生産量を誇ったことから、今日「刀剣王国」と称されています。備前刀の特徴は、「腰反(こしぞ)り」の力強い姿と、杢目(もくめ)を主体とした精緻な地鉄(ぢがね)に、「丁子乱(ちょうじみだ)れ」と呼ばれる変化に富んだ刃文とされています。その豪壮にして華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきました。
本展では、「備前刀の宝庫」として知られる静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む在銘作約30振を精選し、「古備前(こびぜん)」と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各流派による作風の展開をたどっていきます。あわせて、江戸時代に幕府の御用をつとめた後藤家歴代とその門流(脇後藤)による刀装具を展示します。さらに国宝「曜変天目(「稲葉天目」)」を特別出品いたします。
[関連イベント]
◎講演会
1、4月21日(日)佐藤寛介氏(東京国立博物館 研究員)「備前刀―その歴史と魅力―」
2、5月26日(日)吉川永一氏(日本刀剣保存会 幹事)「静嘉堂の備前刀について」
時間: 各日 13:30~
場所: 地階講堂、定員120名
※聴講は無料(入館料別)。当日の開館時より整理券配布(1名様につき1枚限定)、整理券の番号順にお入りいただきます。
◎河野元昭館長のおしゃべりトーク「浦上玉堂―酒仙画家」饒舌館長 口演す
日時: 5月5日(日)13:30~ 
場所: 地階講堂、定員120名
※聴講は無料(入館料別)。当日の開館時より整理券配布(1名様につき1枚限定)、整理券の番号順にお入りいただきます。
◎職方実演会「日本刀にたずさわる職方の技」
日本刀制作にたずさわる職人(職方)たちのうち、刀匠・研師・鞘師をお招きし、刃文を焼く際の「土置き」や刀剣の研磨、鞘のかき入れ(削り出し)など、刀剣制作の工程の一部をご覧いただきます。※有料、職方の休憩時間以外は随時ご覧いただけます
日時: 5月18日(土)10:00~12:00、13:00~16:30
場所: 地階講堂
実演: 水野美行氏(日本刀鞘師)、小澤茂範氏(刀匠)、川上陽一郎氏(研師)
観覧券: 300円 ※当日受付にて販売(入館料別)。
◎静嘉堂コンサート「100万人のクラシックライブ」
静嘉堂文庫美術館は、一般財団法人100万人のクラシックライブに協力し、音楽を通じて人と人をつなげていく活動を応援しています。クラシックを身近に体験してみませんか。
日時: 5月11日(土)14:00~ 
場所: 地下講堂、定員100名
参加料: 1000円 ※入館料別途必要、予約制
※詳細は公式ホームページ「お知らせ」ページよりご確認ください。
◎静嘉堂ガーデン(ビアガーデン&カフェ)
日時: 4月27日(土)~5月6日(月・振替)11:00〜16:30 ※雨天中止
会場: 静嘉堂文庫美術館前庭
セット券: 1500円(入館券500円+飲食券2枚1,000円)
※美術館受付で販売します。通常入館券1000円のところ500円で入場できます。
※詳細は公式ホームページ「お知らせ」ページよりご確認ください。

スケジュール

2019年4月13日(土)〜2019年6月2日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
土曜日は18:00まで
第4水曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1500円、大学生・高校生・専門学生 1000円、障害者手帳提示 700円(付き添い1名 無料)、中学生以下 無料
会場静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
アクセス東京メトロ千代田線二重橋前駅1番出口より徒歩1分、都営三田線・東京メトロ千代田線・日比谷線日比谷駅B7出口より徒歩1分、JR東京駅6番出口(京葉線)より徒歩1分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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