ソフィ・カル 「Parce que(なぜなら)」
ギャラリー小柳
[画像: ソフィ・カル「シュラウド(死者にかぶせる白い布)」(2018) Color photograph, embroidered woolen cloth, framing © Sophie Calle / ADAGP, Paris, 2019 Courtesy of Perrotin and Gallery Koyanagi / Photograph: Claire Dorn]
12日後終了
本展では、国内初公開となる「Parce que」シリーズから新作9点を展示いたします。本シリーズの作品は額装写真の前面にテキストが刺繍された布が垂らされ、その布をめくると写真が現れる構造となっております。「Parce que(なぜなら)」から始まるテキストは、なぜこのイメージなのか、なぜアーティストがこの瞬間または特定の場所を選んだのかを説明しています。例えば、《Sans enfants, sein(子供なし、胸)》と題された作品では「なぜなら、ネット上で私の説明が『ソフィ・カル、あえて子供をもたないアーティスト』とたった7語でかたづけられてるのを見つけたから。ほんのお遊びとして、この子がたまたまここにいたから。」と布に刺繍で綴られており、その布をめくるとカルが子供に授乳しているように見える写真が現れます。写真を見る前にカルの個人的な理由を知らされることによって、イメージだけでは見えてこない彼女独自の視点や心境が垣間見えるようです。テキストと写真を融合させたカルの代表的な手法で構成された本展を、この機会に是非ご覧ください。
また、オープニングレセプションには作家が在廊します。
[オープニングレセプション]
日にち: 2月2日(土)
時間: [ギャラリー小柳] 16:00〜18:00、[ペロタン東京] 17:00〜19:00
メディア
スケジュール
2019年02月02日 ~ 2019年03月05日
オープニングパーティー 2019年02月02日16:00 から 18:00 まで
アーティスト
ホームページ
http://www.gallerykoyanagi.com (アートスペースのウェブサイト)
入場料
無料
アートスペースの開館時間
11:00から19:00まで
月曜・日曜・祝祭日休館
Reviews
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