[画像: 横尾忠則《Shanghai Hi Yoo Koo Soo》2011年、スクリーンプリント、当館蔵]

「日本のグラフィック・デザイナーと版画」

町田市立国際版画美術館
5月26日終了

アーティスト

永井一正、横尾忠則、和田誠
「グラフィック・デザイナー」という言葉が日本で知られるようになったのは、戦後復興期にあたる1950年代のことです。1951年には全国規模のデザイナー団体である日本宣伝美術協会(通称:日宣美)が設立されると同時に広告代理店ライト・パブリシティが創業、さらに1959年には第一線で活躍する作家たちを招集した日本デザインセンターも発足しました。青年期に終戦を迎えた若きグラフィック・デザイナーたちが切磋琢磨し、互いを励まし合ったこの時代は、日本のデザイン界における「青春」とも言えるでしょう。
グラフィック・デザイナーたちは多種多様な広告物を手がける過程で、しばしば同じ印刷物である「版画」にも関心を示しました。「チームワークと無名の行為」を求められる広告の仕事と異なり、自らの個性を存分に発揮できる版画は、強い魅力を放っていたことでしょう。
本展では、永井一正(1929年生まれ)、横尾忠則(1936生まれ)、和田誠(1936-2019)を中心に、戦後から現代にかけて活躍してきたグラフィック・デザイナーの版画約40点を紹介します。

スケジュール

開催中

2024年3月13日(水)〜2024年5月26日(日)あと29日

開館情報

時間
10:0017:00
土曜日・日曜日・祝日は17:30まで
休館日
月曜日
4月29日・5月6日は開館
4月30日・5月7日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2024-546
会場町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/
住所〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1
アクセスJR横浜線町田駅ターミナル口より徒歩12分、小田急線町田駅東口より徒歩15分、小田急線町田駅西口より神奈川中央交通バス「高ヶ坂センター前」より徒歩7分
電話番号042-726-2771
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