アートと環境が融合、表参道の新ランドマーク『oak omotesando(オーク表参道)』開業

【Art Beat News】エントランスには杉本博司氏の常設作品作品、設計したカフェ「茶洒 金田中」も出店。

In Art Beat News by Art Beat News 2013-04-10

1978(昭和53)年、丹下健三氏の設計によって表参道に登場以来、ハナエ・モリビルの愛称で親しまれ、表参道がファッションストリートと呼ばれる契機をつくったと言われる「旧青山大林ビル」は、4月4日、『oak omotesando(オーク表参道)』として生まれ変わった。

『oak omotesando』外観

oak omotesando 1・2階の商業施設には、世界のファッションストリート表参道の新しいランドマークにふさわしく、「エンポリオ アルマーニ 青山」、「コーチ表参道」、「ネスプレッソブティック 表参道店」、「スリードッツ青山店」が出店。また、現代美術作家・杉本博司氏が設計、料亭・金田中がプロデュース・運営するカフェ「茶洒 金田中」が軒を連ねる。

エントランスホールから2階カフェへと続く奥行きのある空間も、杉本氏によるデザイン。最深部の天井から、数理模型「窟竟頂(くっきょうちょう)」が下がり、神殿的空間における御正体の役割を果たしている。ファサードライティングは、照明家・豊久将三氏によるLED照明器具を使った環境配慮型の設計で、日本の伝統色を意識できる、精妙な光のグラデーションが彩る。

屋上庭園では、周辺の植物を参考に、低木などの植栽で鳥や虫を誘致できるような地域本来の植生を再現し、花が咲き薫り、実がなる植物を植えて、自然環境に配慮した潤い豊かな都市空間を創出している。こうした生物多様性保全の取り組みが評価され、2012年10月には公益財団法人日本生態系協会のJHEP制度で屋上庭園として初の認証を取得。また、中央を貫通するパサージュの南側緑地では、ビル名の由来である柏(オーク)を植樹し、表参道のケヤキから続く緑のエコ・スペースが広がる。

ロゴ

oak omotesandoのロゴは、ビルを横から見たときの個性的なシルエットを、OAKという名称とともにグラフィック化した。ビルの形としても、OAKの文字としても見えるマーク。グリーンは大地と緑、ブルーは表参道に広がる青空をイメージ。格式と先進性を併せ持つ場所にふさわしく、シンプルでモダンな中に和のエッセンスも込められた。

oak omotesando
〒107-0061 東京都港区北青山3-6-1
東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A1出口
東京メトロ千代田線、副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」5出口より徒歩3分
JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩7分

■関連リンク
oak omotesando

執筆:岡徳之(Noriyuki Oka Tokyo

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