アートのあるところ。Case.01 見上げる街、銀座

見方を変える、景色が変わる。gggから見えてくる、新しい銀座。

poster for Tokyo Type Directors Club Exhibition 2016

「TDC 2016」展

銀座、丸の内エリアにある
ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて
このイベントは終了しました。 - (2016-06-03 - 2016-06-27)

In 特集記事 by TABインターン 2016-06-27

銀座中央通り

高級感溢れる街、銀座。ハイブランドのブティックが連なり、三越や松屋銀座などの老舗デパートも建ち並ぶ。
休日は歩行者天国となる中央通りは、今日では大勢の訪日観光客で賑わう。

そんな中央通りからすこし外れ、交詢社通りにひっそりと佇んでいるのが、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(以下ggg)である。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー<img src=東京メトロ銀座駅からは徒歩5分。大日本印刷が運営する、名前の通り、グラフィックデザインが専門のギャラリーだ。
外観は銀座の雰囲気から外れることのない、石造りにガラス張りという、主張しすぎない落ち着いた重厚なもの。
広すぎず狭すぎない展示スペースには、企画展ごとのテーマに沿った作品が数多く並ぶ。

展示ごとに変わる屋外バナー

展示内容は、グラフィックデザイン専門という性格上からか、広告ポスターや商品パッケージなど、「伝える」ための役割を担ったものが多く、見て分かりやすく、楽しみやすい。抽象絵画を見たときの「なにが描かれているのだかよく分からない」という感覚に包まれることは少ないだろう。

デザインコンペティションの受賞作品を集めた企画展も定期開催されており、グラフィックデザインに関心がある人は一度は訪れてみるべきギャラリーである。

さて、gggにて展示を堪能した後は、帰る前に一度、中央通りを歩いてみることをおすすめしたい。

私たちは普段、どれほど建物全体に注目しているだろう。グラフィックデザインによる「見て、わかる」という作品の数々に触れてきた後だ。少なからず、ものを見ることに対する意識も変わったところではないだろうか。そこでせっかくならば立ち止まって、通りに並ぶ店たちを見上げてみてほしい。

ヤマハ銀座店

SHISEIDO THE GINZA

ティファニー銀座本店

Abercrombie&Fitch 銀座店

建物の外観とはいわばその店の顔。このようにさまざまな表情を見せる建物が通りに並んでいることに気がつくだろう。

銀座の街並みをつくる各店舗の外観。お気に入りのモダンなイケメンビルディングを探すもよし、風情あるナイスミドルなビルディングを探すもよし。楽しみかたはそれぞれだが、そうした目で銀座を見てみるとまた景色も違って見えてくる。

Apple Store 銀座

G.Itoya

ギャラリーに作品を鑑賞しに行く良さとは、好きな作品を実際に見られるというところにある。だがそれに加えて、作品を見ることから日常生活における視点が変わるきっかけを手にすることができる、ということがある。今回の例であれば、銀座の街並みを視覚的に捉え直すことで、建物全体に目が行き、そこにある建物のユニークさに気がつけるということだ。
そうした自分だけでは得られない変化を、ギャラリーを訪れるということを通じて体験していただけると幸いである。

銀座カフェーパウリスタ余談だが、ここで「銀ブラ」という言葉に触れておく。この言葉の発祥の一説には、銀座のカフェーパウリスタでブラジリアンコーヒーを飲むこと、とある。そんなカフェーパウリスタはgggから歩いてすぐそこ。お店で貰える「銀ブラ証明書」を目当てに一度そちらも訪れてみてはいかがだろうか。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー公式ページはこちら: http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

[TABインターン] 坂井大生: 都内の大学に在籍してはいるものの通学しているかはかなり怪しく、巷では出家も噂されている。その溢れる文才により、文化界各方面から引く手数多のコラム二ストであったらいいのに。サラダには基本的に何もかけないで食べるスタイル。

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