シュタイデル社とTHE TOKYO ART BOOK FAIRによるアワード「Steidl Book Award Japan」が設立

最優秀作品はゲルハルト・シュタイデルの手によって出版! 11月、ロバート・フランクの世界巡回展示にあわせた開催

In Art Beat News Main Article 2 by Art Beat News 2016-06-10

ドイツのSteidl(シュタイデル)社とTHE TOKYO ART BOOK FAIRの共同による新しいブックアワード「Steidl Book Award Japan」の設立が発表された。同アワードの設立は、世界を巡回する展覧会「Robert Frank: Books and Films, 1947‒2016」が11月に東京芸術大学で開催されるタイミングに合わせたものとなる。

Steidl社は、ゲルハルト・シュタイデルを出版人とした、アート、ファッション、文学などの分野における印刷から出版までの工程を手がける世界的な出版社のひとつ。シュタイデル自身が強いこだわりを持って、紙や装丁用クロスの選定からデザイン、印刷までの工程に関わることでも知られており、ジョエル・スタンフェルド、ブルース・デヴィッドソン、ロバート・フランク、ロバート・アダムス、カール・ラガーフェルド、ルイス・ボルツ、エド・ルシェ、ロニ・ホーン、ユルゲン・テラーなどの作家のほか、若手のアーティストや写真家たちの作品集も手がけている。

今回のアワードは、シュタイデル自身が日本を拠点に活動するアーティストや写真家とともに作品集を制作する。まずは応募作品の中から5冊の出版候補作品を選出し、選ばれた作家はゲルハルト・シュタイデルから対面のレビューを受け、アワードを受賞した作品はSteidl社によって本が出版される。

また、応募作品から選ばれた作品は、9月のTHE TOKYO ART BOOK FAIRで展示され、最優秀作品は、11月10日に東京藝術大学で開催される展覧会「Robert Frank: Books and Films, 1947‒2016」のオープニングで発表される。

ゲルハルト・シュタイデル

アワードの設立について、シュタイデルは「若きロバート・フランクも自分で本の模型を作り、彼の創作にとって写真集が重要なものとなるきっかけになりました。今の若い人たちも同じこと:手作りで写真集を作り、本が写真表現の媒体として機能する可能性を実感する、それを奨励するためにも、このアワードの創設は意義あるものになります」と語っている。

■「Steidl Book Award Japan」概要
参加資格:日本を拠点に活動してしている方はどなたでも応募可能。アーティスト、写真家、ブックデザイナー、一般/学生、プロ/アマチュア、国籍など不問。
これまでに、本として出版社から出版されていない作品のみが応募対象(自費出版の場合は、すでに発行されている作品でも申し込みできる)。
本アワードへの応募には、ダミーブックが必要。
本アワードに応募できる作品は、写真だけで構成されている必要はなし。ペインティングやドローイング、コラージュやテキストなど、写真以外の表現を含んでいても対象となる。

エントリー締切:2016年7月31日
送付締切:2016年8月20日必着

実施概要および応募に関する詳細はこちら
http://www.tokyoartbookfair.com/steidl-japanese-photobook-award/

■THE TOKYO ART BOOK FAIR 2016
2016年9月16日(金) ~ 9月19日(月・祝日)
東京都港区北青山1-7-15 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス

(Text: 玉田光史郎 Koushiro Tamada)

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