3000人のブラジル人が暮らす保見団地。名越啓介『Familia 保見団地』がVice Media Japan初の写真集としてリリース!

名越啓介と藤野眞功による、3年間にわたる保見団地の記録

poster for Art Photo Tokyo – Edition Zero

「Art Photo Tokyo - Edition Zero - 」

京橋、日本橋エリアにある
茅場町共同ビルディングにて
このイベントは終了しました。 - (2016-11-18 - 2016-11-20)

In Art Beat News by Art Beat News 2017-01-11

ここはブラジルかと見紛うような団地が、日本にある。

約3000人のブラジル人が暮らす愛知県豊田市の保見団地。写真家の名越啓介とノンフィクション作家の藤野眞功が記録したドキュンタリー写真集が、Vice Media Japanからリリースされた。

世界37カ国を拠点に独自の映像コンテンツを展開し、現在エディトリアル中心のメディアとして世界ナンバーワンのアクセスを誇るVICEの日本支部であるVice Media Japanは、初の写真集として『Familia 保見団地』を発売した。

愛知県豊田市の保見団地は3949戸を収容できる巨大な集合住宅であり、自動車産業の労働力需要の増加と1990年の入管法改正によって、多くの外国人が入居することになった。2008年には、全体の人口8885人のうち4036人がブラジル人という日本有数の外国人集住地区となり、現在でも約3000人前後の日系人労働者(主にブラジル人)が生活している。

写真家の名越啓介は保見団地を訪れ、10代のブラジル人たちと出会って以降、住み込みで彼らの姿を撮影し続けた。ヒップホップやスケートボードに興じる若者、暴走族の集会や中学校の卒業式、喧嘩と逮捕劇、成人式、恋愛と出産、団地内のクリスマスパーティー。名越とノンフィクション作家の藤野眞功は3年間にわたって彼らの日常と成長を記録し、全288ページの写真集が完成した。

名越啓介

国籍や文化、趣味嗜好などの多様性を孕んだ保見団地という場所は、日本の未来を占う場所になるのかもしれない。
名越はこれから新たな撮影の場を求め、アフリカなどへも足を伸ばしている。今後の活動にも注目したい。

(Text: 玉田光史郎 Koushiro Tamada)

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