1日ギャラリー巡りPart2 – 市ヶ谷・神楽坂編 –

1日でお散歩がてらアートを見に行きませんか?今回は市ヶ谷・神楽坂エリアのおすすめコースをご紹介。

poster for Hideki Tarui “Charm Point”

樽井英樹 「チャームポイント」

市ヶ谷、神楽坂エリアにある
Hiromart Gallery Tokyoにて
このイベントは終了しました。 - (2018-05-11 - 2018-06-17)

poster for Rikako Kawauchi “Tiger Tiger, burning bright”

川内理香子 「Tiger Tiger, burning bright」

市ヶ谷、神楽坂エリアにある
WAITINGROOMにて
このイベントは終了しました。 - (2018-05-19 - 2018-06-17)

poster for Ryosuke Ogino “-ness”

荻野僚介 「-ness」

市ヶ谷、神楽坂エリアにある
Maki Fine Artsにて
このイベントは終了しました。 - (2018-05-11 - 2018-06-10)

poster for Teppei Sako “Flim”

迫鉄平 「FLIM」

市ヶ谷、神楽坂エリアにある
スプラウト・キュレーションにて
このイベントは終了しました。 - (2018-05-11 - 2018-06-10)

poster for Kees van Leeuwen “In Praise of Space”

ケース・ファン・レーヴェン 「In Praise of Space」

市ヶ谷、神楽坂エリアにある
アユミギャラリーにて
このイベントは終了しました。 - (2018-05-12 - 2018-06-03)

poster for Ai Yamaguchi “ima to koko ni”

山口藍 「今と古ゝに」

市ヶ谷、神楽坂エリアにある
ミヅマアートギャラリー(市ヶ谷)にて
このイベントは終了しました。 - (2018-05-09 - 2018-06-09)

In フォトレポート 特集記事 by TABインターン 2018-05-31

前回の1日ギャラリー巡り-新宿編-に引き続き第2弾として、今回は市ヶ谷・神楽坂エリアの「ギャラリー巡り」のルートをご紹介。現代アートのギャラリーにフォーカスして6つのギャラリーを巡ってみたいと思います。今回のルートは総距離約4.6kmと少し長めのルートです。途中でいくつかの駅の近くを通るので、この記事を参考に出発地点や到着地点を変えて自分なりのルートを見つけてみてはいかがでしょうか。
地下鉄東西線、早稲田駅3a出口を出て左に曲がります。そのままずっと直進すると早稲田鶴巻西交差点に出ます。交差点を渡って直進。新目白通りの交差点に出たらそのままさらに奥の道に入って、神田川の通りまで出ます。神田川の目の前の通りまで出たら右に曲がります。
右手に大きな窓のある白い建物が見えたら1つめのギャラリーです。

1) Hiromart Gallery Tokyo
樽井英樹 『チャームポイント』 展示風景ヒロマート・ギャラリーは、2010年6月に東京都文京区にオープンした現代アートを専門とするコマーシャル・ギャラリー(企画画廊)です。国内外のあらゆるジャンルのエキサイティングな現代美術家の個展やグループ展を企画、主催し、作品を紹介しています。
大きな窓が特徴的なヒロマート・ギャラリー。主にペインティングの展示を行なっています。開放的な空間の中で神田川の爽やかな空気を感じながら展示を見ることが出来ます。緑が気持ちいい今の季節に、様々な国や作家の展示を行なっているこちらのギャラリーで、神田川沿いをお散歩しながら新たなアートと出会ってみるのはいかがでしょうか。
ヒロマート・ギャラリーを右手に出たら神田川沿いをまっすぐ進みます。

目の前に高速道路が見えたら突き当たりを右手に曲がり、新目白通りに戻ってそのまま左手に直進します。すると新目白通りと目白通りが交わる大きな交差点に出ます。この交差点の左手には地下鉄有楽町線、江戸川橋駅が見えます。
交差点を渡って、高速道路の真下の道を右手に進みます。
左手に2本目の橋(掃部橋)が見えたら渡って、突き当たりを右に直進。次の突き当たりのT字路を左に進むと赤いレンガの建物が見えてきます。ここが2つ目のギャラリーです。

2) WAITINGROOM
川内理香子 『Tiger Tiger, burning bright』 展示風景WAITINGROOMは、様々なメディアを横断しながら表現する最新鋭のコンテンポラリーアートを紹介することを目的に、2010年秋に恵比寿にオープン。2017年秋に江戸川橋・神楽坂エリアに移転しました。ギャラリーのフォーカスは、世界を独自の視点で観察し、作品を通して新しいアイディアやコンセプトを多角的に表現する若手作家を中心に紹介しています。また、拠点のギャラリー外でも、継続してディスカッションの場を設けるために、トークイベントやシンポジウム・ワークショップなど、アートに関わる多岐に渡った企画に精力的に取り組んでいます。
入り口の郵便ポストが目印のWAITINGROOM。「待合室」を意味する名前を持つこちらのギャラリーは、ドアがガラスになっており中の展示が外からも見えるためとても入りやすくなっています。ほどよい広さの空間なので、展示をゆったりと観ることができるのではないでしょうか。


WAITINGROOMを出たら、元のT字路へと戻り、そのまま高速道路を通り抜けます。目白通りの横断歩道を渡ったら左に直進。右手に見える1つ目の角を曲がります。そのまま直進すると、大きな道路に出ます。左手に曲がると、グレーの建物が見えてきます。ここが3つめのギャラリーです。
3) Maki Fine Arts
荻野僚介 『-ness』 展示風景Maki Fine Artsは2010年に設立、2015年に神楽坂に移転しました。主な取り扱い作家は白川昌生(1948年生まれ)、豊嶋康子(1967年生まれ)、末永史尚(1974年生まれ)、加納俊輔(1983年生まれ)など。
メディウムや表層の諸問題について、立体、絵画、写真などによる独自の解釈と、卓越したアプローチによる作品で高く評価され、主に国内の美術館や国際芸術祭などで紹介されています。

印刷会社を改装して作られたこちらのギャラリーは、高い天井を持つ心地よい空間です。明るく美しい展示空間の隅には印刷会社だった頃の古いエレベーターが残されています。
そして同じビルの3Fにはスプラウト・キュレーションがあります。Maki Fine Artsにきた際はこちらの展示もチェックしてみてはいかがでしょうか。


4) スプラウト・キュレーション
迫鉄平 『FLIM』 展示風景スプラウト・キュレーションは、東京をベースに、コンテンポラリーアートのキュレーションと、アートディレクション&グラフィックデザイン、そして編集&コピーライティングを中心に活動しています。その名にあるとおり「キュレーションの時代」をいち早く予見し、アートのキュレーションでは何よりもコンテクストを重視、毎回クリティカルなテーマに沿ってアーティストと作品を紹介しています。

1FのMaki Fine Artsと同様明るい空間を持つスプラウト・キュレーション。1Fにもあった古いエレベーターが3Fまで続いています。作家のコンセプトを重視するこちらのギャラリーの展示を観る際には、作品だけではなくステートメントも注目して観てみるとより楽しめるでしょう。まだ出来て間もないスプラウト・キュレーションは今後の展示も見逃せません。
こちらのビルを右手に出たら、左手の曲がり角を曲がり、突き当たりを右折。そのまま道なりに進みます。
ここで少し休憩。神楽坂の数あるカフェの中から、今回のルートで立ち寄ることができるオススメのカフェをご紹介します。
Mojo Coffee
Mojo Coffee 外観2012年、Mojo Japanは神楽坂の住宅街にある一軒家で第一歩を踏み出しました。他にはないユニークでオリジナリティ溢れるカフェを作るため、Mojo JapanはNew Zealandと日本の2つのカルチャーを上手く融合させることにチャレンジしています。それぞれの良さを最大限に生かしたお店作り、空間作り、お客様とのコミュニケーションをMojo Japanは大切に考えています。提供しているのは薫り高い美味しいCoffeeとFood。そのCoffeeを通じて、私たちは心地よく、楽しい時間と特別な空間をお届けできたらと思っています。

美しい青のカップが特徴的なMojo Coffee。木を基調とした店内は落ち着いた雰囲気でゆっくりとくつろぐことができます。コーヒーのメニューはもちろん、サンドウィッチもケーキも様々な種類があります。生産国、農場、精製方法に至るまで厳選して選ばれた自家焙煎豆もオススメです。

Mojo Coffeeを左手に出たらそのまま神楽坂駅方面へと進んでいきます。突き当たりを右手に曲がり、最初の角を左に曲ると早稲田通りに出ます。この付近には地下鉄東西線神楽坂駅があります。右手に進むと、緑の屋根の木造建物が見えてきます。この建物の左手にある高橋ビルの地下2Fが5つ目のギャラリーです。

5) AYUMI GALLERY CAVE
ケース・ファン・レーヴェン 『In Praise of Space』 展示風景2015年、AYUMIGALLERYに新たな地下スペースCAVEが加わりました。AYUMIGALLERYに隣接する高橋ビル地下2階に秘密基地のようにある、コンクリートと白い壁で構成されたミニマルでモダンな空間と、無機質な旧受水槽室を含む、103平米のスペースです。現在は企画展を中心に国内外の現代美術作家を紹介するとともに、実験的なプロジェクトを積極的に開催しています。古代からCave=洞窟は人々の集まるスペースの原点であり、そこから様々なコミュニケーションが生まれました。この場所も現代的な洞窟として、新しいコミュニケーションの生まれる場所、人々の行き交う場所、新しい文化の生まれる場所となることを待望しています。

ビルの地下に潜む独特な空間を持つAYUMI GALLERY CAVE。奥の展示室は全てむき出しのコンクリートになっており、壁や空間のあらゆるところに建築当時の面影が残されています。この独特な空間で展示をしたいというアーティストの声も多いのだとか。アーティストによって空間の使い方の違いを明確に見ることができるので、毎回展示を観に行くのが楽しみになります。ちなみに高橋ビルの隣にあるAYUMI GALLERYは大正後期から昭和初期にかけて英国で建築を学んだ建築家、高橋博によって戦後間もなくの1953年に建てられ、自身のアトリエとして使用されていたものだそうです。2011年には登録有形文化財(建造物)に指定されています。


AYUMI GALLERY CAVEを出たら道路を反対側に渡って左手に直進。早稲田通りを道なりに進んでいきます。神楽坂上交差点を渡って、右手にお寺が見えたら曲がります。そのまま道なりに進み続け、細い道を抜けて外堀通りにでたら右手に直進します。黒っぽい二階建ての建物が6つめのギャラリーです。

6) ミヅマアートギャラリー
山口藍 『今と古ゝに』 展示風景エグゼクティブディレクターの三潴末雄により1994年に東京に開廊。その時々のスタイルにとらわれない独自の感性を持った日本及びアジアの作家を中心に、国際的なアートシーンに紹介。アジアにおけるコンテンポラリーアートマーケットの発展と拡大化に伴い、2008年に北京、2012年にシンガポールのギルマンバラックスにMizuma Galleryを開廊。2014年にはインドネシアのジョグジャカルタに日本のアーティストと現地アーティストたちの交流の場としてレジデンススペース「ルマ・キジャン・ミヅマ」を開設。アートバーゼル香港やアーモリーショーなど国際的なアートフェアにも積極的に参加し、国際的に活躍する作家を多数輩出している。

国内外を問わず有名な現代美術作家が多く所属するミヅマアートギャラリーは、展示だけではなく所属作家の今後の活躍も目が離せません。ドアを開けると広い展示空間が広がっており、一つの展示室に多くの作品が展示してあります。日本のアートシーンを代表するギャラリーで、美術館とは一味違う展示を体験してみてはいかがでしょうか。
ということで今回は6つのギャラリー巡りの紹介をしました。早稲田駅から、江戸川橋駅、神楽坂駅、市ヶ谷駅周辺への道のりを散歩しながら観に行くことが出来るこれらのギャラリーは、今回紹介したルート以外にも様々なルートで回ることが出来るでしょう。それぞれの駅によっても景色や街の雰囲気が変化するので、カメラを持って巡るのもおすすめです。あえて歩いてギャラリーに行くことで、外の景色を楽しみながらアートに触れるのはいかがでしょうか。


1. Hiromart Gallery Tokyo
〒112-0014 東京都文京区関口130-7 三村ビル1F
2. WAITINGROOM
〒112-0005 東京都文京区水道2-14-2 長島ビル1F
3. Maki Fine Arts
〒162-0812 東京都新宿区西五軒町5-1 エーワビル1F
4. スプラウト・キュレーション
〒162-0812 東京都新宿区西五軒町5-1 エーワビル3F
5. AYUMI GALLERY CAVE
〒162-0805 新宿区矢来町114 高橋ビルB2F
6. ミヅマアートギャラリー
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
全体の所要時間:4〜5時間

撮影協力: 加藤明日花

[TABインターン] Mayo Murakami: 関西出身の現役美大生。絵を描くことに特に興味はないけれど油絵学科所属。コーヒーが大好物で、休日は東京のカフェとギャラリーをひたすら巡る。将来的には眉毛を金に染め、鼻ピアスを開けて指にタトゥーをいれている美術作家になりたい。

TABインターン

TABインターン. 学生からキャリアのある人まで、TABの理念に触発されて多くの人達が参加しています。3名からなるチームを4ヶ月毎に結成、TABの中核といえる膨大なアート情報を相手に日々奮闘中! 業務の傍ら、「課外活動」として各々のプロジェクトにも取り組んでいます。そのほんの一部を、TABlogでも発信していきます。 ≫ 他の記事

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