フランスのフォンダシオン ルイ・ヴィトンでコートールドのコレクション展示がスタート

マネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどフランス絵画の名作が集結

In Art Beat News Main Article 1 by Art Beat News 2019-03-28

フランス・パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンは「コートールド・コレクション:印象派への視点」として、イギリスの実業家、そしてアートのパトロンでもあるサミュエル・コートールドのコレクションを2019年2月20日から6月17日まで展示する。また、コートールドのコレクションと並行して、コレクションの中から新たに選ばれた作品を「絵画の視点」と題して2019年8月26日まで他フロアで展示している。

ポール・セザンヌ 《カード遊びをする人々》 1892-1896. © The Courtauld Gallery, London (Samuel Courtauld Trust)

今回、コートールドのコレクションでは60点の絵画とグラフィック作品を含む110点の作品を展示。1955年にオランジュリー美術館にて行われた初の展覧会以来64 年振りの開催となる。マネの《フォリー=べルジェールのバー》(1882)、セザンヌの《カード遊びをする人々》(1982〜96)、ファン・ゴッホの《包帯をしてパイプをくわえた自画像》(1889) 、ゴーギャンの《ネヴァモア(横たわるタヒチの女)》(1897)など、19世紀末から20世紀初頭のフランス絵画の名作が展示される。

サミュエル・コートールドは織物業を営んだイギリスの実業家。1923年から29年という短い期間でセザンヌの《サント=ヴィクトワール山と大きな松の木》や、《カード遊びをする人々》の5作品のうち1点を含む作品を集めたコレクションを築き上げ、イギリスにおけるセザンヌの地位を高めた。コレクションを広く共有することを掲げ、コレクションの一般公開やコートールド基金の創設を行った。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンでの展示は、2018年9月に始まったコートールド・ギャラリーの改装により実現。美術史における象徴的なコレクターたちの役割を紹介するというフォンダシオン ルイ·ヴィトンが掲げる目標を具現化するものとして開催される。

ジョアン・ミッチェルの作品

フォンダシオン ルイ・ヴィトンの上部3フロア及びテラスでは、所蔵コレクションより、1960年代から現代までの23人の世界的アーティストによる、75作品を展示されている。絵画をテーマとし、具象画や抽象画、表現豊かな作品まで、様々な角度からアプローチしている。

(左から)エルズワース・ケリー、ゲルハルト・リヒター、ダン・フレイヴィンの作品

フランソワ・モルレ 《Relâche n°4》

草間彌生 《Infinity Mirror Room - Phalli’s Field (or Floor Show)》

■概要
「コートールド・ギャラリーコレクション、印象派への視点」
期間:2019年2月2日 〜 2019年6月17日

「フォンダシオン ルイ・ヴィトン コレクション: 絵画への視点 新たなセレクション」
期間:2019年2月20日 ~ 2019年8月26日

開館時間:
(スクールホリデーを除く)月・水・木 11:00~20:00、金 11:00~21:00(毎月第1金曜日: 11:00~23:00)、土・日 10:00~20:00、火: 休館日
(スクールホリデー期間中)月~日 10:00~20:00(毎月第1金曜日: 10:00~11:00)、休館日なし

住所:Address: 8, avenue du Mahatma Gandhi, Bois de Boulogne, 75116 Paris

https://www.fondationlouisvuitton.fr/en.html

(Text: 玉田光史郎 Koushiro Tamada)

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