LVMH、子ども向け復興支援施設を福島県相馬市にオープン

【Art Beat News】米プリツカー賞受賞の坂茂によるデザイン

In Art Beat News Main Article 1 by Art Beat News 2014-07-08

モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ(LVMHグループ)は2014年7月2日、福島県相馬市に「LVMH子どもアート・メゾン」をオープンさせた。同施設は2011年3月11日の東日本大震災により被災した子どもたちの心のケア、学力向上、情操教育、芸術活動の支援を目的とする。

同施設は相馬市によって運営される。NPO法人「相馬フォロアーチーム」による心のケア、子どもへの絵本や書籍の読み聞かせ、一般社団法人「エル・システマ ジャパン」と相馬市教育委員による作曲教室等の音楽プログラムなどを実施予定。ガラス張りの壁面には菜園が設けられており、食育を兼ねた自然との触れ合いも体験できる。

設計は、LVMHグループのプロジェクトも手がけた建築家である坂茂(ばん・しげる)が担当。坂は90年代、森林破壊が深刻化していたルワンダ難民の避難シェルターを紙の管で建設したことで知られる。2011年の東日本大震災では女川町に仮設住宅や集会所を設営し、2014年6月に建築界のノーベル賞と称される米プリツカー賞を受賞している。

LVMHグループは震災支援として、岩手県山田町「田の浜地区コミュニティセンター」の再建、ルイ・ヴィトンによる宮城県気仙沼の復興と「森は海の恋人運動」への支援を行ってきた。「LVMH子どもアート・メゾン」の建設を経て、特に震災の被害が甚大だった東北3県での支援プロジェクトが実現した格好となる。

Text: 玉田光史郎(Koushiro Tamada)

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