文化服装学院

日本のファッションの歴史と共に歩む、文化服装学院は今年で創立83年を迎えます。世界を視野に入れたファッションの専門教育、ならびに情報収集・発信の拠点として大きな役割を果たしています。1998年には最新の設備が整ったインテリジェントキャンパスが完成。情報分野でもテキスタイルや映像をはじめ、学術的情報やビジネス情報など、ファッションに関するあらゆる情報を収集・分析・提供する「ファッションリソースセンター」を開設し、世界的にも貴重な資料を蔵する服飾博物館や図書館とともに、国際的なファッション情報ネットワークを完成させました。

そして、日本におけるファッション教育を牽引する立場から、ファッション分野で日本初の専門職大学院である「文化ファッション大学院大学」を2006年４月に開学。 2005年9月の学校教育法施工規則の一部改正により、一定基準を満たす4年制専門課程修了者に「高度専門士」の称号が付与されることになり、これを受けて、2007年度より4年間の一貫教育による「ファッション高度専門士科」を新設。この科の修了者には先述の「文化ファッション大学院大学」を含む全大学院への進学の道が開けるようになりました。このように、文化服装学院は時代とともに進化し続けています。