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「『ヒロシマモナムール』、50年を経て ~エマニュエル・リヴァを迎えて~」

東京日仏学院
終了しました
映画史上の名作となったアラン・レネ監督の『ヒロシマモナムール』(『二十四時間の情事』)。

この歴史的な撮影からちょうど50年目を迎える今年、エマニュエル・リヴァが撮影中に広島で撮った写真が初めて公開される。パリの自宅で発見されたこれらの写真は、原爆が投下された1945年8月6日の惨事からたった13年しか経っていないが、復興の兆しを見せ始めている広島の街、人々の生活を生き生きと見事にとらえている。この歴史的にも映画史的にも価値の高い写真集『HIROSHIMA 1958』が、フランスのガリマール社との協力のもと、インスクリプト社より2008年11月22日に日本で刊行される。

東京日仏学院では、12月8日(月)に、『ヒロシマモナムール』の撮影50周年とエマニュエル・リヴァ写真集刊行を記念し、特別なゲストの方々を迎えた夕べを開催する。
『ヒロシマモナムール』の上映後、エマニュエル・リヴァを迎え、彼女の写真のスライドショーとともに、アラン・レネの記録係を務めたシルヴェット・ボドロ、小説家でデュラス研究家でもあるドミニク・ノゲーズ、写真家、評論家である港千尋らによるシンポジウムを行う。
そしてエマニュエル・リヴァと岡田茉莉子、フランスと日本が誇る大女優の二人が、『ヒロシマモナムール』の脚本を手掛けた小説家マルグリット・デュラスのテキストを朗読する。この朗読会は、日本映画界の巨匠であり、今年の春にパリのポンピドゥ・センターにて開催された回顧上映が大成功を収めた吉田喜重が演出する。

12月8日プログラム
18時:上映 『ヒロシマモナムール』(アラン・レネ監督、91分)
19時40分:シンポジウム+スライドショー(出演:エマニュエル・リヴァ、シルヴェット・ボドロ、ドミニク・ノゲーズ、港千尋、マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル)
20時45分:朗読会(出演:エマニュエル・リヴァ、岡田茉莉子/演出:吉田喜重)

スケジュール

2008年12月8日(月)

開館情報

時間
9:3019:30
土曜日は19:00まで
金曜日・日曜日は17:00まで
休館日
月曜日
備考
開場:上映30分前
入場料会員 1500円、一般 2200円
展覧会URLhttp://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1248
会場東京日仏学院
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/
住所〒162-8415 東京都新宿区市ヶ谷船河原町15
アクセスJR総武線飯田橋駅西口より徒歩7分、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線飯田橋駅B3出口より徒歩7分、都営大江戸線牛込神楽坂駅A2出口より徒歩7分
電話番号03-5206-2500
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