終了した展覧会・イベントです

ティエリー・グラヴ 「オブジェとしての本の愉しみ」

東京日仏学院
終了しました

アーティスト

ティエリー・グラヴ
彫刻家ティエリー・グラヴは、彼の書物に対する愛情を木や紙、大理石、プラスチックといった身のまわりのありふれた素材を使って表現します。「本を読む時に、私がイメージするのは言葉や妄想ではなく、物の動きとそれらの関係だった。そこから、詩が曲になるように、言葉を「物」で表現するというアイデアが浮かんだ。」

作品は見る人の想像力を刺激し、音楽、小説、ビジュアルアーツといったジャンルの異な芸術表現を結びつけます。言葉は読むだけでなく、身体で感じる表現へと変貌を遂げるのです。多様な素材が奏でる交響詩のように、ティエリー・グラヴの彫刻はさまざまな「形」を通して書物に新たな命をあたえます。時に、本は机の引き出しやマネキンといった身のまわりのありふれた「物」へと変化するのです。

作家や作曲家の作品はフォルムを与えられ、約20点の作品へと生まれ変わりました。彼の彫刻を通して、見る人は現代文学の世界を旅することができるでしょう。

スケジュール

2009年11月6日(金)〜2009年11月30日(月)

開館情報

時間
9:3019:30
土曜日は19:00まで
金曜日・日曜日は17:00まで
休館日
月曜日
入場料
展覧会URLhttp://www.institut.jp/ja/evenements/9205
会場東京日仏学院
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/
住所〒162-8415 東京都新宿区市ヶ谷船河原町15
アクセスJR総武線飯田橋駅西口より徒歩7分、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線飯田橋駅B3出口より徒歩7分、都営大江戸線牛込神楽坂駅A2出口より徒歩7分
電話番号03-5206-2500
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します