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「運ぶ——文化とかたち」

武蔵野美術大学
終了しました
民俗学者・宮本常一(1907-1981、1965-1977本学教授)は、機械以前の道具=民具を人間の動作を助けるものと考え、その造形が身体の構造や人、地域それぞれの文化に影響されていることに着目しました。本展のテーマ「運ぶ」は人にとって基本的な動作の一つです。その方法や用いる道具も、荷物の違いはもちろん性別・地形・気候・移動距離など様々な条件に合わせて選択されます。とりわけ、機械以前の時代においては人力に頼ることが多く、運搬方法の選択や道具づくりには知恵が求められました。一見素朴な道具も、素材や身体に合わせた細部の加工からは、現在と異なる自然との向き合い方、美意識も読み取ることができます。

本展では、荷物を支える頭・肩・背・腰・手という身体の部位ごとに運搬道具を紹介し、日頃人々が意識することのない道具の造形と動作との関係を見つめ直します。

会場: 武蔵野美術大学 13号館2階 民俗資料室ギャラリー

スケジュール

2021年10月25日(月)〜2021年12月18日(土)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
水曜日・日曜日は休館、事前予約制
入場料無料
展覧会URLhttps://mauml.musabi.ac.jp/folkart/events/14679/
会場武蔵野美術大学
http://www.musabi.ac.jp/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセスJR中央線国分寺駅北口より西武バス20分 「武蔵野美術大学」下車、西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分
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