東京都美術館東京都美術館では、アート・コミュニケーション事業の活動について広く発信することを目的に、2023年から「アート・コミュニケーション事業を体験する」を開催しています。 4年目となる本年は、当館の開館100周年という節目にあたり、美術館で誰かと「ともに観る、ともに過ごす」という、アート・コミュニケーション事業で大切にしている体験に注目。記録映像や作品展示、アート・コミュニケータとの対話を通して、その体験を来場者のみなさんにも味わっていただく機会とします。
アート・コミュニケーション事業では、来館者一人ひとりが美術館で作品や他者とどのように出会い、どのような時間を過ごしているのかに関心を寄せ、そうした体験をプログラムの記録映像としてアーカイブしてきました。本展では、これらの映像の記録・編集をしてきた映像作家の森内康博が、アーカイブ動画を再編集した映像インスタレーションを展開します。さまざまな年齢やバックグラウンドをもつ人々が美術館で出会い、ともに作品を観て過ごし、新たな発見や関係を育んでいく様子を来場者の皆さんが実感できる展示となっています。
また、アート・コミュニケータが東京藝術大学の学生のアトリエを訪ね作品が生まれる現場を取材してきた、とびらプロジェクトウェブサイトのコンテンツ「藝大生インタビュー」から、2名の学生の卒業制作や関連作品を展示します。会場ではアート・コミュニケータが来場者を迎え、作品をともに観て過ごすこともできます。
2012年に策定された当館の「すべての人に開かれたアートへの入口となる」というミッションをあらためて見つめなおし、未来の美術館のあり方をみなさんと一緒に考える展覧会です。
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