「第100回企画展『教祖140年祭記念 幕末明治の暮らし』」

天理大学附属天理参考館
1月5日開始
古代より宗教は常に重要な存在でした。人びとは冷害や地震、台風、干ばつなどによる自然現象に苦しめられてきました。その厳しさは、近年の大きな自然災害を目の当たりにしている私たちも痛感するところです。また、様々な場面で大切な人を失った悲しみは計り知れません。日常の生活はこのようなことの繰り返しであり、科学技術が未発達で、食料も十分に手に入らなかった時代においては、日々の生活こそが戦いであったと言えるでしょう。人びとに寄り添い、こうした現実を和らげ、力づけたのが身近に存在する神々など絶対的な存在でした。
本展では、日本の転換期である幕末・明治の暮らしを大和を中心に、生活道具や文書を通して紹介いたします。明治20年代には地方の信者がこの地に数多く移り住むようになり、これが宗教都市天理へと発展する出発点となりました。今回は教祖140年祭にあたり、年祭活動関連資料も併せて展示して、その伸長も回顧いたします。

会場: 3階企画展示室・3階ロビー・2階展示室

[関連イベント]
1. 記念講演会「幕末・明治の三島、布留、内山」
日時: 2月13日(金)13:30~15:00
講師: 幡鎌一弘 氏(天理大学教授)
定員: 100名(当日先着順)要入館券
2. ミニシンポジウム「変動期の様相」
日時: 2月26日(木)13:00~15:30
司会: 巽善信(当館副館長)
パネリスト: 松田真一(当館特別顧問)、幡鎌真理・乾 誠二(当館学芸員)
定員: 100名(当日先着順)要入館券
3. 歴史の息づく道を歩こう ウォークイベント「布留内山をたどる」
日時: 2月27日(金)10:00~16:00頃
集合: 天理参考館前(10:00)
定員: 30名(事前申込・先着順)
講師: 幡鎌一弘 氏(天理大学教授)
参加費: 500円(保険料・資料代を含む)
行程: 良因寺、石上神宮、内山永久寺跡、山口集落など 約5km
持ち物など:歩きやすい服装・靴、昼食、飲み物、雨具(小雨決行・荒天中止)
4. 講演会(トーク・サンコーカン)「江戸から明治にかけて庶民生活のリアル―大和の国編―」
日時: 1月23日(金)13:30~15:00
講師: 幡鎌 真理(当館学芸員)
定員: 100名(当日先着順)要入館券
5. 講演会(トーク・サンコーカン)「天理教団体輸送の歴史-おぢばがえりと天理臨-」
日時: 3月6日(金)13:30~15:00
講師: 乾 誠二(当館学芸員)
定員: 100名(当日先着順)要入館券
6. ギャラリートーク(マンデートーク)
日時: 1月19日(月)12:30~13:20(3階企画展示室)
講師: 幡鎌真理(当館学芸員)要入館券
7. ギャラリートーク(マンデートーク)
日時: 2月2日(月)12:30~13:20(3階企画展示室)
講師: 乾誠二(当館学芸員)要入館券
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2026年1月5日(月)〜2026年3月9日(月)

開館情報

時間
9:3016:30
1月26日は14:30から
休館日
火曜日
1月6日は開館
入場料一般 500円、高校生・中学生・小学生 300円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://sankokan.jp/news_and_information/ex_sp/sp100
会場天理大学附属天理参考館
https://www.sankokan.jp/
住所〒632-8540 奈良県天理市守目堂町250
アクセスJR桜井線・近鉄天理線天理駅より徒歩20分
電話番号0743-63-8414
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