「カフカ没後100年記念 『変身』するカフカ 展」

早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)
9月16日終了
ある朝、目を覚ますと自分が別のものに変わっている——そんな想像に取りつかれたことが一度あるのではないでしょうか。ギリシャ神話をはじめ、オウィディウスの『変身物語』やガーネットの『狐になった奥様』、中島敦の『山月記』と“変身物語”は古今東西で生み出されています。なかでも、今年没後100年となるフランツ・カフカ(1883-1924)の『変身』に漂う重く生々しい描写は一度読むと頭からなかなか離れません。

本展では、主人公ザムザが変身した「ウンゲツィーファー(Ungeziefer)」のイメージを探るため、訳者ごとに異なる訳文や装丁画に注目します。また、村上春樹はもちろん、近現代の作家たちや漫画家たちがカフカをどのように作品に取り入れた(=“変身”させた)のか、日本におけるカフカ受容について考えます。

スケジュール

開催中

2024年4月26日(金)〜2024年9月16日(月)あと139日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
※21名以上の場合のみ事前予約が必要
入場料無料
展覧会URLhttps://www.waseda.jp/culture/wihl/other/6386
会場早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)
https://www.waseda.jp/culture/wihl/
住所〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス都電荒川線早稲田駅より徒歩4分、東京メトロ東西線早稲田駅3a出口より徒歩7分
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