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[画像: 藤田嗣治《椅子に座る婦人像(マルト・バデール)》1925年、山王美術館蔵 © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G2966 ]

「渡仏から110年 藤田嗣治展」

山王美術館
終了しました

アーティスト

藤田嗣治
​世界的な画家になることを夢見てパリへと渡り、やがてエコール・ド・パリを代表する画家の一人として活躍した藤田嗣治(1886-1968)。2023年は藤田がはじめてパリへ渡ってから110年目にあたります。
東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、文展に3年つづけて落選し悲憤する藤田ですが、父のすすめもあり、1913年に待望のパリ留学を果たします。留学初期より、世界を意識し、「何れの真似でもない」、「全くその人独特の」絵を描く画家となることを目指した藤田。ピカソ、モディリアーニ、キスリングら同時代の画家たちと交流を図る一方で、ギリシア・ローマ時代の古典芸術に学びながらも、独自の画風を確立するべく研鑚を重ねます。1917年6月にはパリ・シェロン画廊での初個展が好評を博し、1919年11月のサロン・ドートンヌでは、初出品ながら油彩画2点、水彩画4点のすべてが入選するという快挙をおさめ、会員へと選出。1921年11月のサロン・ドートンヌに出品した裸婦像をはじめとする3作品は、「素晴らしき乳白色(grand found blanc)」と称賛を受け、パリ画壇の寵児となるのです。
本展では、初公開となるパリ留学前の希少な作品から、藤田の代名詞ともいえる「乳白色のカンヴァス」にいたる初期の作品に焦点をあて、藤田の画風確立の変遷をたどります。

スケジュール

2023年3月2日(木)〜2023年7月31日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日、水曜日
3月21日、5月3日、7月17日は開館
入場料一般 1300円、大学生・高校生 800円、中学生以下 500円
展覧会URLhttps://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/exhibition/202303.html
会場山王美術館
https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/
住所〒540-0001 大阪府大阪市中央区城見2-2-27
アクセスJR京橋駅南口より徒歩4分、京阪線京橋駅片町口より徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅4番出口より徒歩7分
電話番号06-6942-1117
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