「生誕185年 ルノワール展」

山王美術館
3月1日開始
「おそらくルノワールは悲しい絵を一度も描かなかった唯一の偉大な画家でしょう。」

フランスの小説家オクターヴ・ミルボーが、1913年に出版されたピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)の画集に寄せた言葉です。ルノワール自身もまた、いやなことが多い人生において、絵画は「愛すべきもの」「愉しく、美しいもの」でなければならないと、晩年に語っています。60年におよぶ画家生活のなかで、肖像、風景、静物、家族、裸婦とさまざまな主題に取り組んだルノワールですが、すべてに共通しているのは、温かく、愛情に満ちた眼差しが注がれているということでしょう。ルノワールにとって、生きることは描くことであり、描くことは悦びであったといえます。
前衛的な画家グループである印象派を出発点としながらも、絵画の伝統に学び、つきることなく探求をつづけたルノワール。生誕185年を記念した本展では、山王美術館のコレクション約50点を一堂に公開し、その画業の一端を辿ります。
光と色彩、生きる歓びにあふれたルノワールの世界を、ぜひお楽しみください。

スケジュール

2026年3月1日(日)〜2026年7月31日(金)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日、水曜日
4月29日、5月5日・6日は開館
入場料一般 1300円、大学生・高校生 800円、中学生以下 500円
展覧会URLhttps://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/exhibition/202603.html
会場山王美術館
https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/
住所〒540-0001 大阪府大阪市中央区城見2-2-27
アクセスJR京橋駅南口より徒歩4分、京阪線京橋駅片町口より徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅4番出口より徒歩7分
電話番号06-6942-1117
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