post 戦後？アンデパンダン展—あり得べき戦後？-

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appelでは第23回企画展として、「post 戦後？アンデパンダン」展を開きます。
「戦後」がもはや第二次世界大戦の終結を示すタームとして機能していないように見える一方、未だ「戦後」処理は終わっていないばかりか、冷戦以後、社会がイデオロギーの機能不全の時代に入った現在、ますます「戦後」はイメージしづらくなっている気がしてなりません。湾岸戦争の意味を把握する間もなく、2001年にはアメリカで同時多発テロが起り、東アジアの政情も不安定となった現在、世界は始まりも終わりもない恒常的な戦争状態にあると言えましょう。「戦争」そのものの意味も多様化し、日常生活でそうした感覚が麻痺する中、現実の殺戮や殺し合いは解決することなく続いています。サブカルチャーを含めたあらゆる文化や表現はそうした社会状況を受け、現在ますます体制の管理から逃れた表現本来の可能性を示す役割が期待されています。
「post 戦後？アンデパンダン」では、「戦後」という言葉に新しい光を当てる自由な発想のアート作品を公募します。作品は無審査でappelに展示されます。

スケジュール

2005年7月23日(土)〜2005年8月12日(金)