Pink Cow今回の個展は、アメリカ人アーチスト、アンドリュー・コンティが東京に移り住んでから描いた、近年の作品を展示しております。ひと言「Drawings」と名づけられた今回の個展は、メカニックと自然の融合を想起させる、25枚以上の作品から成ります。現代科学と空想科学(SF)、そして虚構の感情と現実の感情を浮遊する彼の作品は、さまざまな要素から構築されており、たとえば心理学や色彩理論、クワキウトル族の木彫り、「バビロン5」や「マクロス」といったSFテレビ番組など、さまざまなものから得たインスピレーションをひとつにつなぎ合わせることによって生み出されています。
今回の作品群は、コンティが過去に描いた伝統的な風景画や抽象画の延長線上にあり、彼の中で持続するイメージが円熟したものです。これらのサイボーグ/ロボットは、実存的なエネルギーに包まれたSFドリームとして形を現し、大いなる自然の弛まぬ意志を内包しながら、技術的回路図を展開していきます。いわば、捉えどころのない何かを求める未確認生命体の働きをする、判別不能な機能の予測されるサイボーグの図面なのです。
まだコメントはありません