unseal contemporary「3歳の子供と30歳の大人は、何が違うのか?」
「地上1メートルと1メートル60センチの目の高さによる視界の違い。」
正解!
でも、まだ、ある。
それは、大人になると退化してしまう、子供の目を通した独自の世界観。極彩色のワンダーワールドだ。微かに思い出すことが出来る、毎日が発見の連続、ワクワクした子供の頃の日常の視界・・
寺西 徹は、そんな、子供だけにしか見ることが出来ない日常の王国を描く。疾走する真っ赤なミニカーに乗り込もうとするサル人形を描いた「MINOH」、ドールハウスに住むペンギン達を描いた「PENGUIN 01-03」など、約20点の入り口(作品)から、現実から逃避して、迷い込んでしまいたくなる、たのしい世界へ誘ってくれる。しばしば、子供の絵は、技術、経験を積んだ画家も太刀打ち出来ない大胆さ、色使いを発揮する。惹きこまれる子供の絵の展覧会は多いが、子供の目を通した世界観を表現した展覧会は、あまり見たことがない。彼は、絵画表現の新たな視点と、大人も子供もたのしめる空間を同時に実現できる稀な作家のようだ。ご来場は、お子様連れでも、子供の視界を失くしてしまった大人でもオーケーです。
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