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すうひゃん 展

unseal contemporary
終了しました

アーティスト

すうひゃん
"二人"が多いのは特に意味はありませんが、二人で居る事で気持ちが安らかになるからだと思います。人は一人では生きられないですからねえ。良い意味で依存しながら生きないとパートナーシップの意味が無いですよ。今の女性は自立とか自己解決とか言いたがるけど、結局人は生まれたときから誰かの真似をして、目で見たり耳で聞いた誰かの出した音に影響されている訳で、それを忘れない事が感謝であったり、何かをうやまったりするっていう人の原点につながるんじゃ無いかと思うんです、結局私の描きたい"女性の強さ"はそういった要素を含んでいるんだと思います。。。。
「2人の人物がいる絵が多いのは、なぜ?」との問い掛けに作家から、返って来た答え。
すうひゃん は、在日「韓流」アーティスト。
日本でお馴染みの韓国人作家といえば、李禹煥(リーウーハン)を初めとする、絵の具や墨の点々の集積、構成で抽象的な表現を行う作家が多いが、すうひゃん は、ほんわかとした柔らかい色彩で、マリー・ローランサンにも似た、やさしい、華やかな印象を受ける。
日本人で云うと、いわさきちひろ に近い感覚を覚える。
透明水彩絵の具の重なり、はみだしが、人物の生のリアリティを醸し出している。ちひろは、無垢な子供のかわいさ、純粋さをこの上なく表現したが、すうひゃんの場合は、民族の血であろうか?
やさしさの中にも、内面の感情の激しさを見出してしまう。
サッカーの日韓戦でも、選手、観客ともに、その感情の高まりの表出は、試合の勝敗をぬきにすれば、完全に韓国が勝っている。
同じ技法、表現を使っても、民族により決定的な違いを感じる。
かつての日本人が、西欧人にあこがれ、スタイルをどんなに、西欧人に近付けても、最終的には、猿真似の空しさが残るように、決定的な部分は変えられないのだ。いや、変えられない多様さがあるからこそ、他の国の人と交流するのは、おもしろいし、長時間、飛行機に乗って、海外旅行に出かける価値もある。
彼女の絵に、民族色の彩りを感じる。
会場で確かめてみるのはいかがだろうか?

スケジュール

2005年12月13日(火)〜2005年12月25日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.unseal.jp/exhibition/soohyang_0512.html
会場unseal contemporary
http://www.unseal.jp/
住所〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
アクセスJR馬喰町駅より徒歩4分、JR・都営浅草線浅草橋駅より徒歩4分
電話番号03-5641-6631
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