unseal contemporary2001 9.11 全世界に衝撃が走った。日本では、コンピュータゲームが当たり前になり、ブロードバンドにより、一般家庭にインターネットが普及し始めた頃だった。今では当たり前の、情報のやりとりが、いよいよ映像モニターとデジタル回線を通じて行われようとしてた。まるで、戦争シュミレーションゲームを見るかのように、生の感覚がなく、咄嗟の出来事に、送る側もエンターテイメントのような感覚で報道していたような記憶がある。そもそも、"事実"とは、何なのだろうか?
TVやインターネットを開けば、日々、膨大な情報や映像が流れて来て、あたかも、世界中の情報を把握している錯覚になる。当たり前のことだが、メディアから得られる情報は、作り手の意図によって作られる。主観による"切り取られた映像"は、事実だが、このことが、"事実"を報道していることになるのだろうか?
我々は、切り取られた、さまざまな映像の断片の集積により、そのことを"ニュース""事実"と捉えている。このことは、裏返せば、イメージの断片をたくみに作り、組み合わせ、送り出すことにより、"事実"や"ニュース"を捏造出来ることになる。映像素材をモチーフに、絵画もより、さまざまなイメージを投げ掛けて来る 高安利明。現代の神の座ともいえる、イメージの錬金術師を目指しているかどうかは、定かではないが、最有力候補の1人であることは、間違いないようだ。
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