ギャルリー・タイセイルシアン・エルヴェ(1910〜)が撮ったマルセイユのユニテの写真を見たル・コルビュジエは、彼のことを「建築家の魂をもった写真家」と激賞しました。このときからエルヴェとル・コルビュジエとの協働が始まり、以後の全ての建築作品はエルヴェがその現場から写真に収めています。
エルヴェは建築の造形的な美しさを表現するだけでなく、ル・コルビュジエの建築をモチーフにし、人間を建築とともに画面に収め、その空間全体のぬくもりまでも伝える、エルヴェ独自の世界を作りあげました。
その後、数々の賞を獲得し、各地の美術館で大規模な写真展を開催されるなど、エルヴェは現在ヨーロッパで非常に高い評価を得ています。
ギャルリー・タイセイでは、ル・コルビュジエの建築作品とル・コルビュジエの日常を、エルヴェが追った写真100点を所蔵しております。そこで、今回は、その中からおよそ50点のモノクロ写真を2期に分けて展観いたします。写真家の目を通して捉えられ、モノクロで表現された建築の魅力に、じっくりと触れていただく機会としたいと存じます。
前期 2006年10月23日(月)〜12月1日(金) 28日間
後期 2006年12月11日(月)〜2007年1月26日(金) 28日間
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