トーキョーアーツアンドスペース本郷本企画「Emerging Artist Support Program展覧会企画募集」は若手の展覧会企画者を対象としたTWSの支援プログラムである「EASP 2006 展覧会企画公募」の推薦枠によって選考されました。
若手キュレーターが、同時代の若手アーティストを幅広い視点から紹介するプログラムとして開催します。
本展では、ロンドンを拠点に活動する若手アーティストのビデオ作品を紹介します。世界有数の多文化都市であるロンドンでは、様々な文化的背景を持ったアーティストが活動しています。そんな現状を映すように、今回の出品アーティスト5組の出身地はイギリス国内にとどまりません。多様性/多文化性が日常である彼らにとって、作品づくりは、むしろ文化のちがいを超えた普遍性を追求する場なのかもしれません。彼らの作品にみられるのは、身体と動きの関係性、日常にひそむユーモア、視点のズレがもたらす意外性、文化的ステレオタイプの風刺、美しい自然への複雑な思いなどです。これらは国を問わず、同時代の都市に生きる人々が共有しうるテーマです。この展覧会を通じて、グローバル化する世界にもなお残る、イギリスと日本という地理的な隔たりを乗り越え、両者に共通する視点を見い出すことができればと考えています。
関連企画:
3月28日(水)19:00〜21:00 オープニング・レセプション
4月21日(土)15:00〜17:00 本展キュレーター パオロ・プロテガーによるトーク・イベント(要事前申込・通訳付)
【画像:Karin Ludmann 「ear-rings」1999】