森美術館MAMプロジェクト006はドイツのケルンを拠点に活躍する西野 達です。ユーモアあふれる作品で注目を集める西野は1987年にドイツに渡り、ミュンスター芸術アカデミーで彫刻を学んだ後、1997年から主にヨーロッパで活動しています。都市の建造物や街灯、モニュメントを仮設の壁で囲いこんだ中に宿泊施設や居住空間を作りプライベートとパブリックな側面を同居させたり、人々が市街地の上を空中遊覧できるように、コンテナをカフェに改造してクレーンで吊り上げて旋回させたりと、日常の目線を大胆に変える体あたりのプロジェクトを発表しています。
英国の「第2回リバプール・ビエンナーレ」(2002)やロサンゼルス現代美術館(MOCA)の「エクスタシー」(2005)などでも高い評価を受け、今年はコロンビアの「メデリン07国際芸術祭:歓待の空間」やフランス・ナントのロワール川河口で開催される国際彫刻展をはじめ、複数のプロジェクトが進行中です。国内でも「横浜トリエンナーレ2005」の《ヴィラ會芳亭》や銀座・メゾンエルメス屋上の騎馬像「花火師」を覆い囲んだ《天上のシェリー》で話題となり、西野 達の注目度はますます高まっています。
森美術館ではギャラリー空間と六本木の街を舞台に新作に挑戦、私たちの身の回りに埋没しがちな事物をモチーフにした、西野流のユニークな新プロジェクトが登場します。
アーティスト・トーク
出演:西野 達
日時:7月11日(水) 19:00-20:00
集合場所:
52階 インフォメーションカウンター前
*日英逐次通訳付 *当日先着順(無料/要展覧会チケット)
【画像:「Tokyo Time」 2007. Digital Print, Whiteout, Ink】
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