アート・ラボ・トーキョー身の回りに在るものを使って何か奇妙なモノを創ってみたい。基本はそういうことかもしれません。何だかわからないが、心魅かれるような作品にしたいというのがコンセプトと言えなくもないです。あまり深く考えずに、その場の閃きを大切にしたいというのは私が常日頃考えていることでもあります。観る人には、難しいことよりもまず目の前の出来事を単純に楽しんでもらえたらと思います。
私の作品の多くは絵の具を用いたものです。以前は絵を描いていたので、絵の具というのは私にとって比較的扱いの簡単な、身近な素材と言えます。変幻自在でどんなものにも姿を変えることが出来る。だから、ちょっと奇妙な何かを形にしたいなんて場合には丁度いいのかもしれません。また、モチーフ自体が持つ色彩に合わせて絵の具を混ぜ合わせていく作業は、絵を描く時のそれに近いものがあったりもします。
果たしてアートに意味があるべきかどうかは私には分かりませんが、どんなモノでも形がある以上そこに何かしら意味が生じるのは避けられません。概して人は足下が不安定だと何かに掴まろうとします。手すりや吊り革のようなものにです。でも、その「手すり」は実のところ何によって支えられているのでしょうか?私の作品をどう解釈するかは観る人の自由ですが、一つの固定された文脈の中では語り尽くせない作品であるという事もまた、私にとって大切なことです。
Reception 10月13日(土)17:00~
まだコメントはありません