ジル・ドゥルーズ ポスター展

アンスティチュ・フランセ東京
終了しました
この展覧会は、ドゥルーズの作品の中に繰り返し再来する幾つかの概念や観念に基づいて、彼の思考を紹介するものだ。そこでの引用の選択は、どうしても恣意的なものである。ドゥルーズの作品が大変豊かなものであるだけに、ますます恣意的に選ばざるを得ないのだ。他の多くの提案ができただろうし、それによってこの展覧会とはまったく異なるものにすることも可能だっただろう。恣意的なものは別の形でも存在している。ドゥルーズは決して格言集や断片集のような形で書くことはなかった。彼はそうした形態が好きではなかった。しかしながら、このポスター展でお見せするのは、連続した、あるいは別々に並べられた断片や抜粋であり、ドゥルーズの作品を横断する深遠なる連続性を多少なりとも証言してくれることをささやかに願っている。それぞれの断片、抜粋が互いに、いくつもの方法で結び付いている。したがってそこにはあらかじめ定められた順序はない。続けて読んだり、別々に読んだり、それぞれが自由に読むことが可能なポスター展である。

ドゥルーズの思考が厳密さを欠いているわけではない。むしろひとつの概念からもうひとつの概念へと開かれた回路を通して、まさにその厳密さが発揮され、モグラの巣穴の中のように、多様な経路や、あらゆる方向への連結を促している。それはドゥルーズが、同時に複数の方向に伸びていき、シバムギのように最初の根を持たずに繁殖していく植物の根に敬意を評して、「リゾーム的」と呼んだ思考である。

この展覧会の空間には、絶えず探求されてきたものがある。それはある思考体系の重要な瞬間ではなく、ジル・ドゥルーズの思考というギャラリーの広大なネットワークの中から取り出された「何本かの線」の断片である。

AD

スケジュール

2007年10月17日(水)~2007年10月31日(水)

開館情報

時間
09:3020:00
月曜日は12:00から
土曜日は19:00まで
日曜日は18:00まで
休館日
祝日
入場料無料
会場アンスティチュ・フランセ東京
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/
住所〒162-8415 東京都新宿区市ヶ谷船河原町15
アクセスJR総武線飯田橋駅西口より徒歩7分、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線飯田橋駅B3出口より徒歩7分、都営大江戸線牛込神楽坂駅A2出口より徒歩7分
電話番号03-5206-2500

AD