高崎市美術館高崎市美術館では国内外の作家の優れた作品を収集してまいりました。今回はその中からピカソを中心とした20世紀の巨匠たちの版画作品をご紹介します。
スペインのマラガで生まれたピカソは、1900年に始めてパリを訪れます。いったんはパリに戻ったものの再びスペインを訪れ、以後定住することとなりました。20世紀初頭のパリは活気に満ち溢れ、多くの若者たちが世界中から集まり、様々な芸術表現を生み出していきました。そこでピカソはブラック、詩人のアポリネールらと交流を結び、それから数年後シャガールもパリを訪れ、多くの作品を制作します。
本展ではピカソ「青の時代」最後期の重要な作品とされる「貧しき食事」、2番目の妻ジャクリーヌをリノカットを用いて制作した「首飾りをつけたジャクリーヌの肖像」など約140点を展示。美術史に多大な影響を与えた巨匠たちの作品からは、激しくも華やかだった時代が感じられるとともに、喜び、悩む、ひとりの“人間”としての作家像が見えてくるかもしれません。
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