半田真規「感覚サーフィン」

児玉画廊｜白金

終了しました

アーティスト

半田真規

本展では、これまで発表してきた全てを包括的に捉えなおし、また新たなアプローチを試みています。半田は「白浜青松原発瓢箪」(2005年, 児玉画廊｜東京)、「世界境地博覧会入口」(2006年, 児玉画廊)に続き、水戸芸術館「夏への扉」 (2007年)においてその続編となる「世界境地博覧会」を発表するに至るまで、異様ともいえる展示構造と圧倒的な物量で迫るインスタレーションを発表してきました。

今回の展示では画廊空間には巨大な平面作品が配されますが、アイデアボードや設計図のように一見思われるそれらは、而して何らかのプロセスを示す記号としてそこにあるのではなく、これまでの半田のインスタレーション作品に等しく、一個の世界を生成する為のものです。熱量を伴わないながらも、凛として感覚が張り詰め、鋭敏に何かを捉えようとする瞬間がそこには現れています。

レセプション: 8月25日（土）19:00-

スケジュール

2007年8月25日(土)〜2007年10月6日(土)