ギャラリーヨコこの度NPO法人ルートカルチャーでは、9月29(土)から10月28日(日)までの間、作家横山泰三氏の展覧会を開催します。横山泰三氏は先日6月10日に鎌倉の自宅で90歳で亡くなられました。漫画家横山隆一氏の弟である横山泰三氏は、兄隆一氏の漫画「フクちゃん」とは対照に、政界を鋭く風刺する大人の政治漫画で知られています。'50年に毎日新聞で連載していた「プーサン」は市川昆監督により映画化もされました。
'54年には、これまでの漫画にはない、単純な線だけで表現された描写方法の斬新さが評価され、菊池寛賞を受賞。同年から朝日新聞で開始した政治風刺漫画「社会戯評」は1万回を超える長期連載に発展、風刺漫画というジャンルを確立させました。
今回の展覧会の企画にあたり、横山寛多(泰三の孫)の視点で選ばれた泰三氏の漫画の原点とも言える絵画及びコラージュなどの作品と資料を展示します。また、鎌倉のアトリエでの家族へのインタビュー記事をフリーペーパー「ROOT CULTURE」に特集します。大人の漫画家としてアヴァンギャルドな人生を実践してきた横山泰三氏をルートカルチャーの視点から現在の時代に多面的に表現します。 展覧会場として、旧横山邸跡地に残されている、書斎「ギャラリーヨコ」及び横山家の意向に賛同し横山家の土地を残すために家族によって設計されたスターバックスコーヒー店の店内を使用し、泰三氏と兄の隆一氏の作品の展示をします。
尚、10月20日(土)、21 (日)、22(月)には鎌倉文学館にて中原中也の生誕100周年を記念し、詩の朗読と音楽の集いを館内の庭園で開催します。他にも、座談会形式でのシンポジウムも予定しております。
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