そごう美術館江戸時代後期、日本全国を行脚して、各地でさまざまな仏を彫り続けた木喰上人。享保3(1718)年、甲斐国(現在の山梨県)の山村に生まれた木喰は、22歳で出家し、56歳のとき諸国巡礼の旅に出て、その後60歳を過ぎてから仏像作りを始めます。木喰が訪ねた地域は、北海道から九州、四国、佐渡島に及び、生涯に1000体を超える像を遺したといわれています。木喰による仏は、従来の仏教彫刻の様式にとらわれない独創的な作風で、それらのなかには口元にかすかな笑みを浮かべたものが多いことから、「微笑仏(みしょうぶつ)」と呼ばれて、広く庶民の信仰を受けてきました。
2008年は木喰生誕290年にあたり、本展は仏像約130点、資料約30点を展覧する10年ぶりの大回顧展となります。全国各地の神社仏閣や個人宅に秘蔵されてきた木喰仏を一堂にご覧いただき、その魅力に触れるまたとない機会といえるでしょう。
-特別対談 「柳宗悦が発見した木喰」
ゲスト: 山下裕二(美術史家・明治学院大学教授)、尾久彰三(日本民藝館学芸員)
日時: 7月6日(日) 14:00〜
定員: 80名
参加費: 無料
参加方法: 7月6日(日)10:00から、そごう美術館入口にて整理券を配布します。
-ギャラリートーク(学芸員による作品解説)
日時: 毎週土曜日 14:00〜
[画像: 「阿弥陀如来」 香象院蔵(神奈川県)]
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