Paul Smith SPACE GalleryNoritake は主に書籍、雑誌などでイラストレーションを発表しています。また、アーティストとしての側面も持ち、様々なエキシビションを開催、プロジェクトに参加し、注目を集めています。
本エキシビションでは、彼の大小40点を超える新作ドローイングを中心にした展示を行います。また、壁面に直接描かれる作品も制作されます。これらは2008年に大阪の PANTALOON、東京 IID Gallery、11月にスイス Nievesで開催されたエキシビション『Aurora』で発表してきた一連のドローイングシリーズの流れを汲むものとなります。
服をかぶりおどける人、物憂気に佇む子供、なんだか分からない模様、古代エジプト像など、雑多なモチーフが簡素な線で描かれます。1つの作品からモチーフの選び方や筆運びを楽しみ、展示空間では、意味を共有しない複数のモチーフが並置され、作家自身も予測しない奇妙な関係が偶発的に生まれます。
例えば、私達の日常生活の中で埋もれてしまった様々な記憶。電車で見かけたおじさんの面白い寝顔や、兄弟で起こした他愛ないケンカの詳細、友達に雪玉をぶつけられた或る日・・・。作品と対峙し意味を探し始めると、そんな大事ではないのかもしれないけれど、少し大切な記憶が個々の中で立ち上がります。
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