イタリア文化会館 東京ウルビーノ公国の君主であったフェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ公(1422-1482) は、有能な傭兵隊長であると同時に、人文主義者また学者としての素質を併せもった人物であり、多くの教養人や芸術家との交友関係をもとに、宮廷に優雅なルネサンス文化を花開かせました。
芸術の一大パトロンでもあった公爵が休息や読書、研究、友人との交友の場として使っていた部屋が、「ストゥディオーロ」(小書斎)。ウルビーノのストゥディオーロがよく知られていますが、グッビオのドゥカーレ宮殿にもありました。同じように、遠近法とトロンプルイユ手法を用いた「自由学芸」のモチーフの寄せ木細工で装飾がほどこされていました。
オリジナルのストゥディオーロは1939年にニューヨークのメトロポリタン美術館に売却されましたが、この度、地元の職人達が5年以上の歳月をかけて制作した実物大の高精度な複製が完成しました。
本展では、グッビオのドゥカーレ宮殿に設置される前に世界で初めて披露されるこのストゥディオーロのほか、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ公が使っていた聖書のコピーやルネサンス時代のオリジナル陶器15点、ピエロ・デッラ・フランチェスカの著作『絵画の遠近法について』の高精度な複製などが展示されます。
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