ギャラリー・カウンタックギャラリーカウンタックでは今後の活躍が期待されるUMAな若手彫刻家、北村バンビの初個展を開催致します。北村の代表的な彫刻作品とドローイングによる初めての本格的な個展となります。東京藝術大学彫刻科を卒業後、一貫して人体彫刻に強い関心を持つ北村の興味を引いたのは、フィクションと生身の身体がせめぎあう、プロレスという過剰なスペクタクルの世界でした。北村の作り出す実在のレスラーをモチーフとした彫刻作品は、光を淡く透過するワックスや、輝く顔料を塗り込められたFRPなど、色彩と表面に対する過剰なこだわりを強く感じさせる素材によって肉付けされ、紐やゴムなどの可塑性を生かした巧みな展示方法によって、現実のレスラーのマッチョな身体と妖しく相反する、浮遊するような独特の存在感を放っています。肖像彫刻やレリーフといった伝統的な彫刻の形態と職人的な高い技術によって仕上げられたレスラーたちは、一見、突拍子もないユーモラスな佇まいと、どこか静溢で空疎な美しさが同居しています。北村はプロレスという、現代の閉じられた神話に登場する伝説の神々を讃えているかのようです。北村にとっての初めての発表となった、今年度のアグネスアートフェアでも話題を集めた作家の新作展を是非ご高覧ください。
-レセプション
日時: 5月10日 (土) 18:00~20:00
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